SAITAMA(埼玉)暮らしと本が最強なワケ

サイタマ産まれ、サイタマ育ちの共働き夫婦によるサイタマ暮らし。 ほとんど埼玉を出ません。 埼玉LOVE♡ 本もLOVE♡ なので書評も書いています。

2020年04月

本を(厚さ)1キロメートル読む! 〜積読生活は永遠に(52週目) 〜

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おはようございます!

いよいよこの日がやってきてしまいました。

「本を(厚さ)1キロメートル読む!」の、ひとまずは最終回

途中からあまりに無謀(100年以上かかる!)ことが判明しましたので、1年(52週)を目途として一区切りすることとします。



やー、1年やってみて、読書の記録に数字を盛り込むというのは、目標ができてなかなかいいものです。

「積読」からはじめて、どれだけ積むの?が目標になっていた感がありました(笑)が、今はちゃんと読むこと、そこからアウトプットすることという意識づけができたように思います。

本当は1冊ずつきちんとアウトプットしていきたいところですが・・・。




この後の予定ですが、やはり数字目標はつくっておきたいので、「本を(高さ)1キロメートル読む!」を始めようと思います(笑)

我が心の読書のライバルが「本を1トン読む!」を掲げていますので、モチベーションになります。

開始する時期ですが、私事(このブログは全部私事だけど)ですが、3月31日で公務員を退職し、4月1日に起業した関係で、現在、個人事業主としてのWebサイトを構築中です。

といっても、サイト自体はまだ手つかずで、頭の中とノートの上で設計段階です。

なんとか5月1日を目標にオープンしたいところ・・・。

正式なオープンが決まりましたら、こちらでもお知らせしたいと思います。

少々お待ちくださいませ。




さて、ということで、一応最後の「厚さ1キロメートル読む

これまで積み上げた厚さは766.8センチメートル。

これまでの51週で、一週間あたりの平均は15センチ程度。

一週間でさすがに34センチ超はきついと思われましたが、さて結果はいかに・・・




ということで、52週目の報告です。

今週読んだ本は、なんと21でした。

本サルタントとしての仕事が舞い込んできて、読書会議用の本のリストを作成するために候補本を読み漁ったからです。(コロナによる外出自粛もあるし)

これは8メートル超え期待できるか!?

どうなんだ?

(気になる結果は最後に)


※本の背の幅は計測しづらいため、記載した数字は小口の厚さを測ったものです。




『小さな会社の稼ぐ技術』(栢野克己)

1.8センチメートル


・自分の会社の商品やサービスを選んでもらえるようになるためには、自社の「商品・地域・客層」を、「自社・顧客・競争相手」の3方向から客観的に分析し、「自社が勝てる部分=顧客から選ばれるポジション」はどこかを知る必要がある
・「弱者の戦略」の4大ポイント
①差別化
②小さな1位
③一点集中
④接近戦
・究極は、顧客一人ひとりのオーダーメイド




『地方創生大全』(木下斉)

2.4センチメートル


⇒ 『地方創生大全』まとめ ~ローカルビジネス・起業のためのエッセンス読書記録~





『稼ぐまちが地方を変える』(木下斉)

1.1センチメートル


・事業を行うときには、「まちを一つの会社に見立てて経営する」こと、資金調達し、投資し、回収して、利益を上げ、それを元手としてさらに新しい事業に再投資するというサイクルをまちの経営で徹底することが重要
・まちづくりは、最終的に利益を生まなければ意味がない。しかしそれは、まち全体での利益である
・まちの再生に必要なのは「経済」である。行政が税金の再分配で補填するのではなく、「まち全体を見据えて、いかに稼ぐか」が重要なテーマ
・まちを変えるのに必要なのは、100人の合意よりも、1人の覚悟





『まちで闘う方法論』(木下斉)

2.0センチメートル


・「みんなでやろう!」「みんなでがんばろう!」では、結局のところ誰も自ら動こうとしない。まちの取り組みをスタートする上で重要なことは、まず「自分がどうしたいのか」を考えること
・最初にあまり説得に回りすぎるのではなく、小規模でも自分たちなりにまずはスタートさせ、結果を見せることほど効果的な説明方法はない
・一つ一つの事業の黒字化にこだわることはもちろん大切だが、その黒字で生み出された利益を常に再投資し続けることが、まちづくり事業での重要なポイント





『稼げる観光』(鈴木俊博)

1.4センチメートル


・仕事があって初めてその地域で生きていくことができる。どんなに素晴らしい地域も、仕事がなければ生活が成り立たないし、そこに住み続けることはできない。人が住まなくなれば、環境を守ることもできなくなる。仕事があって初めて、その地域が存続できる
・仕事づくり=出番づくり。出番を与えられたことにより、経済的に安定し、生き甲斐を得て、住民たちが輝く。そして地域も輝いていく
・「居場所がある」「出番がある」に加え、「仲間がいる」という実感は人を幸福感に包む
・これからの時代の観光は、「人を輝かせ、輝いている人を観、輝いている人が交流する」もの
・今は好きづくり、好きおこしの時代であり、観光においてもこの分野が最も魅力的な需要創造市場
・これからの観光施策は、「人をよりカッコよく見せ、人と人の出会いの場をつくる」ことが重要になる




『地域が稼ぐ観光』(大羽昭和)

1.8センチメートル


・これから観光は、他の商品と同じように、生活者自身のライフスタイルを表現する場へと変わっていく。その際には、他地域と差別化でき、自分の地域でないと成立しない観光体験プログラムが求められる
・持続的に稼がないかぎり、どんな事業も続かない。地域を豊かにする事業収入がないと、地域は継続できない。稼がないと、いつまでも補助金や税金に頼ることになり、やがて地域の財政も疲弊していく






『小さな会社を強くするブランドづくりの教科書』(岩崎邦彦)

2.1センチメートル


・最高品質は、必ずしも最高価格を意味しない。最高価格をつけるのは、最高品質ではなく、最も「強いブランド」なのである
・ブランドは、「売りたい商品」を「買いたい商品」に変えてくれる
・どんな商品・サービスにおいても、顧客に選択されるためには、ターゲット顧客の頭の中にイメージが描かれなくてはならない
・ブランドとは、顧客の心の中に存在する、品質を超えたポジティブなイメージ
・ブランドづくりとは、顧客の心の中に、品質を超えたポジティブなイメージを形成し、顧客との感情的なつながりをつくること




『地域ブランドマネジメント』(電通acic project編)

1.6センチメートル


・地域ブランドづくりの基本は、投資発想、計画発想、分析発想である
・最も大切なことは、地域ブランドづくりは、名産品特産品づくりではないという認識である
・地域ブランドの最終的な目的とは、モノが売れ、人が訪れるだけでなく、地域に関わる人々が、地域に誇りと愛着、そしてアイデンティティを持てること
・地域ブランド・マネジメントの視点とは、地域への誇りや愛着の創造による地域の持続的発展に寄与すること
・地域ブランドとは、その地域が独自に持つ歴史や文化、自然、産業、生活、人のコミュニティといった地域資産を、体験の「場」を通じて、精神的な価値へと結びつけることで、「買いたい」「訪れたい」「交流したい」「住みたい」を誘発するまちのこと





『ヤ・キ・ソ・バ・イ・ブ・ル』(渡辺英彦)

0.9センチメートル


・出来ることからすぐに始めることが最も重要
・これからのまちづくりはお金を使わず在るものを活かし、住民の知恵でソフト戦略重視型でなければならない
・いくら予算規模が大きかろうが、話題性がないようなものは意味がない
・キーパーソンは、「よそ者、若者、ばか者」+ホラ吹き
・「地域ブランド化」とは、「地域外の資金・人材を呼び込むという持続的な地域経済の活性化を図ること」




『田舎力』(金丸弘美)

1.1センチメートル


・新しい動きを作り出す活力ある地域に共通しているのは、地域特性を明確に出していること、地域の人たちが活躍する場を自ら作り上げ、外部の若者にとっても魅力的な暮らしと雇用の場となっていること
・地域が地域を知り、地域から提案する。地域のパーソナリティ、つまり地域特性が生きる企画が求められている
・へんに都会のまねをしたり、画一化した観光に染まっていないことが、結果的には地域のパーソナリティを最大限に引き出す素地となっている
・活性化のいちばんのポイントは、自分たちがきちんとしたオリジナルな商品を生み出すこと





『ブームをつくる』(殿村美樹)

1.0センチメートル


・PR業務とは、商品の存在を人に伝え、価値を理解してもらうだけではなく、商品を知った人々に何らかの行動を起こしてもらい、できるかぎり長くその行動をつづけてもらうこと
・PRの対象となる商品の周辺で起きたムーブメントを永続的なものにしていくためには、商品の「新たな価値」を見出していくことが必要。こういった価値を新たに見出してくれるのは、つねにムーブメントの当事者(消費者)たちである
・人間的なアプローチでなければ、抽象的な「購買層」に向けた発信はできても、具体的に社会を構成する「個人」に訴えかける情報の発信はできない






『関係人口をつくる』(田中輝美)

1.6センチメートル


⇒ 『関係人口をつくる』まとめ ~ローカルビジネス・起業のためのエッセンス読書記録~




『ぼくらは地方で幸せを見つける』(指出一正)

1.2センチメートル


⇒ 『ぼくらは地方で幸せを見つける』まとめ ~ローカルビジネス・起業のためのエッセンス読書記録~




『地域おこし協力隊』(椎川忍、小田切徳美、平井太郎)

2.0センチメートル


・協力隊の中で、農山村の位置づけには4つのタイプがある
①仕事の場
②自分探しの場
③貢献の場
④定住の場
・移住する者、それを受け入れる地域の双方が多様であるならば、両者のマッチングこそが重要であり、両者のマッチングこそが地域活性化のポイントになる
・協力隊は道具ではない。大切なのは、協力隊とともに地域の方が、どういう地域づくりをしたいか
「何をするのか」「何のためにするのか」「誰がするのか」





『公共R不動産のプロジェクトスタディ』(公共R不動産)

1.9センチメートル


・公的不動産は、日本の不動産ストック約2400兆円のうち約590兆円を占める(2017年1月国土交通省レポートによる推計)
・新しいタイプの公共空間誕生の背景は「空間の変革」「制度の変革」「組織の変革」が関わっている
・「仕様発注」から「性能発注」への転換。「これをしてください」と事細かに作業を発注するのではなく、最終的に「こういう風にしてください」という到達目標を設定する
・公園管理者の目線ではなく、ユーザーの目線から公園運営を考えることが必要




『ONLYNESS』(ニロファー・マーチャント)

2.3センチメートル


・日々の選択一つひとつが、自分の人生を決定する
・自分の「仲間」を見つけるためには、周囲に合わせようと窮屈な場所に自分を無理に押し込めるのをやめ、いまの環境に別れを告げなくてはならない場合もある
・「オンリーネス」は他者と目標を共有することで、パワーを生み出していく。だから、そもそも自分にとってなにが大切か、なぜ大切なのかを把握できないかぎり、このパワーを生み出すことも、その真の力を発揮することもできない
・どんなにささやかなものであろうと、他人から却下されようと、独自のアイデアにこそ価値がある
・内なる声が「ノー」と叫んでいる時こそ、自分について大切なことを学ぶ絶好の機会である





『年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書』(和仁達也)

2.2センチメートル


・コンサルタントの4つのモデル「プロジェクト型」「アドバイス型」「ワークショップ型」「パートナー型」
 → 自分のコンサルティングに合うモデルを選ぶことが重要
・顧客にとって一番関心があるのは、コンサルタントのスキルや知識ではなく、「自分」
・義務や役割、テクニックで聞くのではなく、「好奇心」で聞く
・社長の本音は、自分の苦手なことをプロにサポートしてもらって、自分は得意分野に集中したい
 → 売る仕組みを考えることは、社長が一番好きでやりたいこと。それを奪うような提案は迷惑でしかない
・1人では到達し得ないところに連れて行ってくれると感じさせるコンサルタントが優秀なコンサルタントである




『年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの対話術』(和仁達也)

2.1センチメートル


・成果を出すコンサルタントと停滞しているコンサルタントの違いは、能力の差でも知識量の差でもなく、「対話の型」の有無である
・「パートナー型」コンサルタントは、相手が見落としていた盲点に気づかせる
・「選択肢の複数化」と「落とし穴の早期発見」、すなわち盲点に気づかせながら、相手が望む成果をサポートするのが「パートナー型」コンサルティングの肝
・コンサルで成果を出すために必要なことを一つ上げるならば、「安心・安全・ポジティブな場を作ること」




『UP-BLOG 申込みが止まらないブログの作り方』(佐藤旭)

1.6センチメートル


・検索され、求められる内容が、従来の辞典や電話帳のような単なる情報から、生活をよりよくする方法につながる情報へとシフトしている
・ユーザーの購買行動につなげるのは、「自分の欲求を満たせるのか?」「悩みや問題を解決してくれるのか?」「それを手にすることで自分の未来はどう変わるのか?」が伝わり、イメージできた時
・ブログの目的は、ターゲットの悩みを解消させたり、欲求を満たすこと、商品やサービスの存在を知ってもらい、必要性を感じてもらうこと
・ブログ構築におけるコンセプトの定義は、「どんな人」の、「どんな悩みや欲求」に、「あなたのブログはどのようにして答え(応え)られるのか」




『月刊事業構想』2020年5月号

0.8センチメートル



『Discover Japan』2020年5月号

0.8センチメートル






合計で33.7センチメートル、累計では、な、なんと800.5センチメートルとなりました。



やりました!!

はかったように8メートルをクリアしました!!!笑

キリがいい数字を達成できたので、ひとまず満足です^^。(そうです、ただの自己満足です・・・)



でもまだまだこの世には読みたい本はたくさん。

新しいサイトでも、読書記録の方は続けていきたいと思います。

再開を乞うご期待!



1年間、私の道楽のような企画にお付き合いいただきありがとうございました。

またお会いできることを願っております!

それでは



…そして積読の日々は続くであろう。


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本を(厚さ)1キロメートル読む! 〜真・積読生活(51週目) 〜

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おはようございます!

いきなりですが、2020年3月31日をもって退職しました。

で、4月1日から個人事業主として新たな人生がスタートしました。

新型コロナあり、子どもの慣らし保育ありと、なかなか思うように切り替えが進みませんが、これから一歩一歩着実に自分のしごとの方もつくり上げていこうと思います。



「本を(厚さ)1キロメートル読む!」については、当面1年間(52週)を目途としていますので、あと1週間とりあえずお付き合いください。

その後は、「本を(高さ)1キロメートル読む!」になる予定です笑




さて、私は今、本を「厚さ1キロメートル」読むことにチャレンジしています。


1キロメートル、すなわち100,000センチメートルです。



読んだ本を積み上げた厚さで、距離1キロメートルを目指すという無謀な試みです。



このことの効果は2つあります。

①数字が積み上げなので、減ることはない

②冊数ではなく「厚さ」なので、差別化できる



そんなこんなで、タイトルも「脱・積読」から「真・積読」と変えました。

「厚さ」なので「積読」と相性が良いですしね。




前回までに積み上げてきた本の厚さ754.2センチメートルでした。

メートルに直すと、約7メートルです。

ということは、残りはあと900メートル以上・・・




正直、7メートルを超えたところで

「で、だから何?」
というレベルですね・・・。


今のペースでいくと、クリアにはざっと100年が必要。

長生きしないと・・・(そういう問題か)

どこかのタイミングで今後の方針を考えないといけないと思いますが、ま、とにかく1年やってみた結果でどうするか決めようと思います。

とりあえずは次のステップとして、10メートルを目指していきます!





では、51週目の報告です。

今週読んだ本は、でした。





※本の背の幅は計測しづらいため、記載した数字は小口の厚さを測ったものです。




『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン)

2.1センチメートル


⇒ ローカルビジネス・起業のためのエッセンス読書記録『エッセンシャル思考』





『コンサルティングの基本』(神川貴実彦)

1.8センチメートル


・経営コンサルタントとは、「クライアントにいかに儲けさせるか」ということに尽きる
・経営コンサルタントは、「クライアントの課題を明らかにすること」、「課題を解決するための方法を考える、あるいは手伝いをすること」そのものが商品である
・無事プロジェクトが終了し、顧客が満足したときこそ、次のプロジェクトを提案する最高のタイミング





『2軸思考』(木部智之)

1.7センチメートル


・2軸思考とは、「あらゆる問題を、タテとヨコの2軸で整理して考える」方法
・問題は、シンプルにしないと解決できない
・複雑な問題を複雑なまま解くのではなく、複雑な問題を誰でも解けるくらいの簡単なレベルまで分割する
・①考える枠を決める、②全体像を捉える、③ムダに考えない
・2軸思考を使うと、考えるスピードも伝えるスピードも速くなる





『ネット集客のやさしい教科書』(高田晃)

1.7センチメートル


・小さな会社が狙うべき対象は、「今すぐ客」以外の見込み客。まだ顧客化まで遠い見込み客を、早い
段階から接点を持ち、「今すぐ客」へと育てていくという発想が重要
・戦術よりも戦略が大切
・どのような人向けなのかが明確であるほど受け手は「自分ゴト化」されやすくなる
・小さな会社の場合は、何事もダイレクトに集客に直結するようにしなくてはならない。抽象的な表現は避け、できる限り具体性を持たせる
・見た目重視ではなく、「マーケティング思考のWebサイト」「集客型のWebサイト」をつくる





『SNSマーケティング』(株式会社グローバルリンクジャパン)

1.6センチメートル


・SNSマーケティングは、企業が主体ではなく、あくまでもユーザーが本位
・企業にとって都合のいい情報を一方的に配信したのでは、ユーザーの共感が得られない
・Facebookページ上の記事と、流入先となるWebサイト・ランディングページはセットで考え、ユーザーに有益な情報を提供することを前提にプランニングする
・Instagramの注目ジャンルは「衣」と「食」





『シングル&シンプルマーケティング』(本間充)

1.8センチメートル


・マーケターの行いたいマーケティングではなく、お客様の望んでいるマーケティングにデジタルを使う
・現在は出現数の高い顧客層を定めることが難しい。一つのメッセージではなく、グループごとに、または個人ごとに異なる複数のメッセージが必要
・一人ひとりに向き合ってほしいというお客様の意識が高くなっている
・一番うれているものより、自分に相応しいもの、自分の行いたいことに最適なものを選択する
・デジタル時代だからといってデジタル・メディアだけを使うのではなく、お客様が利用しているメディアを、その状況に合わせて活用する
・今求められているマーケティングは、デジタル・マーケティングではなく、マーケティングのデジタル化





『観光ブランドの教科書』(岩崎邦彦)

1.9センチメートル


⇒ 
ローカルビジネス・起業のためのエッセンス読書記録『観光ブランドの教科書』





合計で12.6センチメートル、累計では766.8センチメートルとなりました。

あと1週間で8メートルまではムリか、くっ!


1キロメートルまで、あと99233.2センチメートルです!




わー

『エッセンシャル思考』まとめ ~ローカルビジネス・起業のためのエッセンス読書記録~

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「エッセンシャル思考の生き方は、本当に大切なことを大切にする生き方である」


本書は、今の自分にとって大切な指針をもたらしてくれました。

「自分にとって、本当に大切なものは何か?」

本書を読みながら、自然とそんな問いが湧いてきました。

 

これまで自分が歩んできた道は、自分が選んできた選択肢の連続でもあります。

でも、胸を張って、「これで間違いじゃなかった」といえる選択がどれだけあっただろうかと考えてしまいます。

頼まれたことを、できるからという理由だけでなんとなく引き受けてしまい、それで満足したり、自己満足的な有能感に浸っていたりしなかったか。


ふり返ってみれば、自分で選んだようでいて、実は選ぶことを放棄して、他人に流されていたことが実に多かったように思います。


私が、「安定している」公務員を退職し、起業の道を選んだのは、まさに自分で選んで決めた大切なことをやっていきたいと思ったから。

そして、その選択を真の意味で実現するためには、まず何が重要かを定めること。

そしてそれ以外を捨てること。

この2つが何より大切であると本書で学びました。


自分にとって大切なことを、今一度ふり返って考えてみてはいかがでしょうか?

 


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「⇒」は個人的な気づき、感想


◎本書のポイント

 

・「何もかもやらなくては」という考え方をやめて、断ることを覚えたとき、本当に重要な仕事をやりとげることが可能になる

・エッセンシャル思考は、自分の選択を自分の手に取り戻すための道のりである

・自分で選ぶということは最強の武器

 → 不要なものを捨てる生き方は、自由だ。誰かの思惑に振り回されることもなく、自分で選べる 

・選択とは、行動である。与えられるものではなく、つかみとる

・選ぶ能力は誰にも奪えない。ただ、自分が手放してしまうだけ

・エッセンシャル思考の最初の第一歩は、「選ぶ」ことを選ぶこと。自分自身の選択を取り戻したとき、初めてエッセンシャル思考が可能になる

・数かぎりないチャンスのなかから、「これだけは」というものを見つけなくてはならない。本当に重要なことにイエスと言うために、その他すべてにノーと言う

・「絶対にイエスだと言いきれないなら、それはすなわちノーである」

・捨てるべきものを問うとき、自分の優先事項がはっきりと見えてくる。自分の本当の使命が明らかになり、個人だけでなく組織全体のために最高の仕事ができるようになる

・本質目標を正しく決めれば、その後の無数の決断が不要になる

・本当に重要なことをやるために、本質的でない依頼を断る。肝心なのは、絶対にやるべきこと以外のすべてに対して、上手にノーと言うこと

・本当に重要なことにエネルギーを集中できれば、余分なものを削って、重要なものを活かす余地が生まれる

・習慣は妨害に打ち克つための最強の武器

・エッセンシャル思考の人は、今ここに集中する。昨日や明日ではなく、今この瞬間に何が大事かを考える

・エッセンシャル思考の目的は、世間的な成功を手に入れることではない。人生に意味と目的を見いだし、本当に重要なことを成しとげることである

・エッセンシャル思考の生き方は、本当に大切なことを大切にする生き方である




◆エッセンシャル思考とは


〇エッセンシャル思考になるには3つの思い込みの克服が必要 

「やらなくては」→「やると決める」

「どれも大事」 →「大事なものはめったにない」

「全部できる」 →「何でもできるが、全部はやらない」


・「何もかもやらなくては」という考え方をやめて、断ることを覚えたとき、本当に重要な仕事をやりとげることが可能になる



〇エッセンシャル思考とは何か


・エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方である

・エッセンシャル思考は、より多くのことをやりとげる技術ではなく、正しいことをやりとげる技術である 

・努力の方向を絞り、エネルギーの使いどころを必要最小限にすることで、いちばん重要なものごとにおいて最大の成果を上げる

・要するに、エッセンシャル思考とは、自分の力を最大限の成果につなげるためのシステマティックな方法である。やるべきことを正確に選び、それをスムーズにやりとげるための効果的なしくみである

・エッセンシャル思考は、自分の選択を自分の手に取り戻すための道のりである

 → 自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう 


〇成功のパラドックス
 

①目標を定め、成功へと一直線に進む

②成功した結果、どんどん多様な仕事を振られるようになる

③やることが増えすぎて、時間とエネルギーがどんどん拡散されていく。すべてが中途半端になる

④本当にやるべきことができなくなる
 

・決断疲れ

 → 選択の機会が増えすぎると、人は正しい判断をできなくなる


⇒ 選択肢を絞る、捨てることが必要。

『選択の科学』で、選べるジャムの数が多すぎると、人は買わなくなるのに似ている。5、6個の選択肢のとき、最も購買額が高い。

・自分で選ぶということは最強の武器

 → 不要なものを捨てる生き方は、自由だ。誰かの思惑に振り回されることもなく、自分で選べる
 

⇒ こんまりさんのブレイクに見られるように、捨てるスキルが多くの人に求められている



◆エッセンシャル思考の基礎となる3つの考え方 

①選択

②ノイズ

③トレードオフ


(1)選択(選ぶ力を取り戻す)

・選択とは、行動である。与えられるものではなく、つかみとる

・選択肢はかぎられているかもしれない。それでも、選択肢のなかから何を選ぶかは、いつ

だって自分次第

・選ぶ能力は誰にも奪えない。ただ、自分が手放してしまうだけだ

⇒ 今の自分は、自分が選んできた結果。

自分で選んだという自覚がないと、他人事の人生、仕事になる。自分事ではなくなる。

⇒ 失敗を他人のせいにするのは、自分事ではないから 

 

・エッセンシャル思考の最初の第一歩は、「選ぶ」ことを選ぶこと。自分自身の選択を取り戻したとき、初めてエッセンシャル思考が可能になる


⇒ 『7つの習慣』 第1の習慣「主体的に考える」
 

(2)ノイズ(大多数のものは無価値である) 

・「重要な少数」は「瑣末な多数」に勝る(パレートの法則)

・数かぎりないチャンスのなかから、「これだけは」というものを見つけなくてはならない。本当に重要なことにイエスと言うために、その他すべてにノーと言う

・エッセンシャル思考の人は、多くをやらなくてすむように、多くを吟味する

(3)トレードオフ(何かを選ぶことは、何かを捨てること)

・何かに「イエス」と言うことは、その他すべてに「ノー」と言うこと

・「どうすれば両方できるか?」ではなく、「どの問題を引き受けるか?」を考える

・「何をあきらめなくてはならないか?」ではなく、「何に全力を注ごうか?」を考える

・トレードオフとは、戦略的に、そして慎重に選ぶとるべきもの


◆見極める技術


・選抜する=もっとも厳しい基準で決める

・「絶対にイエスだと言いきれないなら、それはすなわちノーである」

・最重要基準を一つ用意し、その基準に従って選択肢を100点満点で評価する。ただし90点未満はすべて0点と同じ(90点ルール)

 → 瑣末な選択肢を容赦なく切り捨てられる

・厳しい基準を設けるという行為は、間違いなくあなたに自由を与えてくれる。他人や世の中や偶然で決められるのではなく、自分自身で選ぶ自由だ。「仕方なく」選ぶのではなく、「選びたいから」選ぶ自由だ


◆捨てる技術

〇目標

・捨てるべきものを問うとき、自分の優先事項がはっきりと見えてくる。自分の本当の使命が明らかになり、個人だけでなく組織全体のために最高の仕事ができるようになる

⇒ 「組織」は、会社ということに限らず、社会全体に置き換えることも可能

・やろうとしている意図にそぐわない行動を切り捨てるには、自分がどんな目的に向かっているのかをとことん明確に定義しなければならない

・本質目標を決める

 → シンプルで、具体的で、魅力的で、測定可能な目標

・本質目標を正しく決めれば、その後の無数の決断が不要になる

 

⇒ 『7つの習慣』 第2の習慣「目的を持って始める」

〇拒否

・他人からのプレッシャーに負けず、きっぱりと上手に断ることは、エッセンシャル思考の必須スキルである。と同時に、もっとも難しいスキルである

・自分にとって本当に重要なことを明確にしないかぎり、私たちは葛藤に対して無力なままだ。次々とやってくるタフな選択から私たちを守ってくれるのは、「自分にとって本当に重要なのはこれだ」という確信である

⇒ 選抜の基準や本質目標を定めることで、それにそぐわないものを排除できるようになる


・本当に重要なことをやるために、本質的でない依頼を断る。肝心なのは、絶対にやるべきこと以外のすべてに対して、上手にノーと言うこと

・うまく依頼を断ることは、「自分の時間を安売りしない」というメッセージになる。

 → プロフェッショナルの証

 → 長期的に見れば、相手の経緯を手に入れられる

〇編集

・編集=エッセンシャル思考の技術

 → 不要なものや余分なものを容赦なく削り、作品の本質を取り出す仕事

・編集の技術は、ただ減らすことにあるのではなく、減らしながら、価値を増やす 

・自分の仕事や生き方を編集すれば、その成果をよりいっそう高めることができる

 → 本当に重要なことにエネルギーを集中できれば、余分なものを削って、重要なものを活かす余地が生まれる

〇線引き

・境界線を放棄してしまったら、人生でもっとも大事なものを選べなくなる

 → はっきりとした線引きがなければ、他人はどこまで踏み込んでいいかわからず、どんどん侵略してくる

・エッセンシャル思考の人は、一線を引くことで自分の時間を守り、他人からの余計な干渉を防ぐ


◆しくみ化の技術

〇バッファ

・確実に言えるのは、世の中に確実なことなどないということだけ

 → 何が起こってもあわてないように、つねにバッファをとっておく

⇒ スケジュールを詰め込みすぎると、ハプニングがあった際に対応できない

⇒ スケジュールを詰め込みすぎると、突然のチャンスが来ても飛びつけない

〇削減

 ・エッセンシャル思考の人は、仕事を減らすことによって、より多くを生み出す

・人やお金や時間を増やすかわりに、制約や障害を取り除くことを考える

〇習慣

・習慣は妨害に打ち克つための最強の武器

 → 本質的な目標に向かう行動を習慣づけてしまえば、無意識のうちに目標を達成できる

 → いちいち難しい判断をする必要はなく、誘惑から目をそむけるためにエネルギーを使う必要もない

〇集中

・エッセンシャル思考の人は、今ここに集中する。昨日や明日ではなく、今この瞬間に何が大事かを考える

・エッセンシャル思考の敵は、マルチタスクではなくマルチフォーカスである

→ 人は一度にひとつのことにしか「集中」できない。複数のことをやるのはかまわないが、集中の対象がどれなのかは、はっきりさせておく必要がある
 

〇未来

・エッセンシャル思考を生き方の基本に据え、何をするにもそこから考える

・エッセンシャル思考の目的は、世間的な成功を手に入れることではない。人生に意味と目的を見いだし、本当に重要なことを成しとげることである

 ・エッセンシャル思考の生き方は、本当に大切なことを大切にする生き方である

・エッセンシャル思考を生きることは、後悔なく生きること。本当に大切なことを見極め、

そこに最大限の時間とエネルギーを注げば、後悔の入り込む余地はなくなり、自分の選択を

心から誇りに思える


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 
エッセンシャル思考の肝は、「何が重要かを決めること」、そして「それ以外を捨てること」

私が苦手とするのは、圧倒的に後者。

とにかく捨てられない!(泣)

モノもコトも。

そのせいでいつも目先のことにとらわれてしまっている気がします。

どうしても、「もったいない!」が先行してしまうのですね・・・。

 

「断捨離」とまではいかずとも、少しモノもコトも減らしたいですね。
突如、訪れる大事なチャンスをつかむために!
自分が大切にしたい生き方を守るために!

この『エッセンシャル思考』の本も大切な1冊になりそうです。



 

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