平日ではあったものの、夏休み中でお盆が空けようかという頃、3歳の誕生日を迎えた娘(鉄道好き)の希望により初めて鉄道博物館に行ってみました。
ですが見事に玉砕。
実質1時間ほどで切り上げて帰ることになってしまいました。
その最大の要因は、昼食にありつけなかったこと。
反省を込めて、その失敗談をお伝えします。
〇スタートは順調!!しかしその先に落とし穴が待っていようとは・・・
上尾道路(国道17号)によりアクセスが便利になり、車で自宅からガソリンスタンドを経て、50分ほどで鉄道博物館前に到着。
まずは駐車場探し。
博物館直前で「1日最大600円」(鉄道博物館付属駐車場は1日800円)の看板を通過。
気になるも、3歳の子連れのため博物館までの距離が気になりそのまま進む。
すると、博物館のエントランスゲートを確認した直後、
「1日最大500円」
即決しました!
最後の1コマが空いていてラッキー♪
幸先の良いスタートとなり、博物館に乗り込んだのでした。
到着時間は、午前9時15分。
〇入場までの待ち時間が長い!
ブログで待ち列が長いだろうことは予想できたものの、特に対策はせず。
待ち列に差し掛かると、すでにそこには長蛇の列!
ですが、それはまだほんの序の口に過ぎなかったのです。
鉄道博物館の開館は午前10時。
そのため、開館までには40分以上時間がありました。
妻に列に並んでもらって、娘と電車の展示品周りでうろうろ。
その間にも鉄道博物館駅(徒歩1分)からどんどん人が吐き出されてくる。
列に戻った後も増え続ける人、人、人・・・。
まだ30分以上もある。
風が涼しい日で湿気も少なく、快適な天候だったのに感謝しました。
ただでさえ待つのが大嫌いな私は、今年の異常な猛暑が直撃していたら入場前にくじけていたかもしれません。
娘は眠くなってきたのか、抱っこをせがんでよじ登ってくる。(かわいい・・・)
でも体が大きくなってきたので重い・・・。
腰が痛い・・・。
さすがに暑い・・・。
あと10分。
娘がお腹がすいた、のど乾いた、早く電車乗りたい(乗れるだろうか)とごねる。
肩車に切り替える。
多少腰が楽。
あと2分。
てな感じで開館までの待ち時間を乗り切りましたが、何か子どもをごまかせるおもちゃと、おやつを用意しておけばよかったと後悔しました。
腰に不安がある人は、荷物に余裕があれば簡単な折りたたみ椅子があると助かります。
〇昼食時間帯に要注意!!
私たちが今回一番失敗したのがコレ。
せっかく来たのだから、駅弁を買って、3階にある新幹線ラウンジで食べようと思っていました。
北と南に一か所ずつある駅弁屋は11時に開店するので、早めがいいだろうと開店直後に駅弁を買うという作戦を立てていたのです。
これが甘かった。
常連さんは駅弁屋が混むことなど既に織り込みずみ。
11時に行ってみると、既に長蛇の列!
最初は何かのアトラクションの順番待ちかと思ったほどです。
しかも、本物の駅弁屋さんを再現したのか、窓口の売り子さんは2人。
この列に対して2人!?
危惧したどおり、オペレーションに何の工夫もなく、遅々として進まない列。
容赦なく照り付ける夏の日差し(南側の駅弁屋)
↓ (鉄道博物館1Fのフロアマップ:駅弁屋は南北に1か所ずつある)
この調子でいくと、おそらく1時間近くは待つことになるだろう。
そして、自分も抱っこした娘も熱中症になる危険がある。
そう冷静(?)に判断し、既にレストランも混雑している状況が見え見えだったので、館内で昼食をとることをあえなく断念。
結局、開館から1時間ほどで、ミュージアムショップでお土産を買い、初めての鉄道博物館を後にしたのでした。
もったいないという方もいるでしょうが、私たちには時間の方がもったいないと思えたのです。
〇失敗要因の分析とまとめ(傾向と対策)
改めて失敗の原因と次回のリベンジに向けた分析をしてみました。
①訪れる時期
②昼食対策
③行列対策
④鉄道博物館で何をしたいか
まず、①繁忙期を避ける。
基本中の基本、かつ最も効果的。
今回は平日とはいえ、夏休み中、そしてお盆時期。
当たり前かもしれませんが、なるべく混雑を避けたいならば、平日はマストとしてもGWや夏休みなどの繁忙期は避けるべきでしょう。
②鉄道博物館内で昼食(駅弁)を食べるなら、開店前から列の前の方に並ぶ。
これが一番確実なのではないかと思います。
私は待つことが嫌いですが、同じ待つならば開店直後に買えることが確実な方を選びます。
後から来て、いつ買えるかも希望のものが買えるかも分からない列に並び、スタッフのオペレーションの悪さにイライラするよりもいいですから。
③子連れはおもちゃや軽食を用意する
私たちが子連れにもかかわらず、まったくの無策だったという自戒をこめて。
というか実際には、おにぎりを2つ用意していったのですが、既に入場前に食べられてしまいました・・・。
荷物に余裕があれば用意は多めに。
④予め作戦を立てて効果的に館内を回る
たぶん訪れる皆さんの多くは作戦を立てて挑んでいるのでしょうが、私たちはあまりにもざっくりすぎました。
特に、受付人数が決まっているシミュレーターやミニ電車運転などは、開館すると真っ先に人が殺到します。
それを見越した作戦が必要でしょう。
地味ではありますが、入場料の支払い方法がいくつかあるのですが、入館券をインフォメーションセンターで引き換えてもらわなければならない方法もあるので、事前にチェックした方がいいかもしれません。
また、ミニはやぶさ号などは運行開始時間(午前11時)が決まっているので、それに合わせた見学ルートを立てると効果的に館内を回れると思います。
電車好きの娘のために、次回はミニ電車に乗れるよう作戦を練っていきたいと思います!!
(そのときまで娘が電車好きでいてくれるといいのですが)
電車好きの子どもがいる皆さん、一緒に頑張りましょう!
そして、いいやり方があったら、ぜひ教えてくださいね。