SAITAMA(埼玉)暮らしと本が最強なワケ

サイタマ産まれ、サイタマ育ちの共働き夫婦によるサイタマ暮らし。 ほとんど埼玉を出ません。 埼玉LOVE♡ 本もLOVE♡ なので書評も書いています。

本を(厚さ)1キロメートル読む! 〜真・積読生活(50週目) 〜

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私は今、本を「厚さ1キロメートル」読むことにチャレンジしています。


1キロメートル、すなわち100,000センチメートルです。



読んだ本を積み上げた厚さで、距離1キロメートルを目指すという無謀な試みです。



このことの効果は2つあります。

①数字が積み上げなので、減ることはない

②冊数ではなく「厚さ」なので、差別化できる



そんなこんなで、タイトルも「脱・積読」から「真・積読」と変えました。

「厚さ」なので「積読」と相性が良いですしね。




前回までに積み上げてきた本の厚さ743.9センチメートルでした。

メートルに直すと、約7メートルです。

ということは、残りはあと900メートル以上・・・




正直、7メートルを超えたところで

「で、だから何?」
というレベルですね・・・。


今のペースでいくと、クリアにはざっと100年が必要。

長生きしないと・・・(そういう問題か)

どこかのタイミングで今後の方針を考えないといけないと思いますが、ま、とにかく1年やってみた結果でどうするか決めようと思います。

とりあえずは次のステップとして、10メートルを目指していきます!





では、50週目の報告です。

今週読んだ本は、でした。

職場の退職に伴う手続きやら書類やデータの整理やらでプライベートの時間が削られてしまいました。

あと通勤時間がなくなるとやっぱり意識して本を読む時間をとらないといけませんね・・・。



※本の背の幅は計測しづらいため、記載した数字は小口の厚さを測ったものです。




『VUCA 変化の時代を生き抜く7つの条件』(柴田彰)

1.9センチメートル


・これからのVUCAの時代に求められるのは、「主体的にキャリアを描き、勝ち取っていく人材」
・「分相応」の仕事に満足するのではなく、「分不相応」な仕事にチャレンジすることこそ能力伸長のチャンス
・VUCA時代のスペシャリストは「知っている」というだけでは通用しない。専門性を武器に問題解決をはかることが求められる
・「どこで働くか」ではなく、「どのように働くか」が先行きの見えない中での重要なポイント





『仮説思考』(内田和成)

2.0センチメートル


・仕事ができる人は、人より答えを出すのが早い。まだ十分な材料が集まっていない段階、あるいは分析が進んでいない段階で、自分なりの答え(=仮説)を持つ
・仮説とは、「まだ証明はしていないが、最も答えに近いと思われる答え」
・仮説思考の3つのメリットは、「情報洪水におぼれなくなる」、「問題解決に役立つ」、「大局観をもって仕事ができる」




『insight』(ターシャ・ユーリック)

.8センチメートル


・自己認識とは、自分自身のことを明確に理解する力。自分とは何者であり、他人からどう見られ、いかに世界へ適合しているかを理解する力
・自己認識は21世紀のメタスキルである
・内的自己認識は、自分自身を明確に理解する力
・外的自己認識は、周りが自分をどう見ているかを知る力
・真の意味で自分を知るには、自分自身を知ると同時に、自分がどう見られているかを知る必要がある




『「ミッション」は武器になる』(田中道昭)

1.1センチメートル


・将来の夢や将来の姿を意味するビジョンは、中長期の戦略であり、自分で「つくり出すもの」。ミッションは、未来にあるものではなく「今ここ」という現在にあるもの、自分の中に潜在的にあって「見つけ出すもの」
・会社の名前や肩書きよりも、自分のライフスタイルやワークスタイルが重要になってきている
・自分の強みを持ち、自分がするのが好きなことの延長線上で何かを生み出すことこそがミッションである




『「地方ならお金がなくても幸せでしょ」とか言うな!』(阿部真大)

1.3センチメートル


・大都市の人々がつくる地方に関する一方的かつ支配的な表象「おしつけ地方論」
・実際には、地方の若者たちの間には格差があり、ひとまとめにはできない
・人口の国内移動がかつてほど活発でなくなる中で、大都市の人々が地方の人々に対して抱く印象は、よりイメージ先行の裏付けが薄いものになってきている





『SNSマーケティング』(林雅之)

1.2センチメートル


・SNSには、シェア機能による情報拡散力という他のメディアにはない大きな特徴がある
・SNSの公式アカウントを通じてファンになってもらえると、生活者と双方向につながることができ、コンテンツを届けることもリアクションをもらうことも可能
・SNSの利用者は企業の情報が知りたくて利用しているわけではない
・SNSは、良い反応も悪い反応も即座にフィードバックが受けられる点で優れたマーケティングツールである







合計で10.3センチメートル、累計では754.2センチメートルとなりました。

7メートルを超えてますよ!


1キロメートルまで、あと99245.8センチメートルです!




わーお

『最速で10倍の結果を出す他力思考』まとめ ~ローカルビジネス・起業のためのエッセンス読書記録~

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個人起業家の必須ツール「他力思考」




小林正弥さんの3冊目の著書である『最速で10倍の結果を出す他力思考』

『自分を最高値で売る方法』
『億を稼ぐ勉強法』

の前著2冊は、自分にとって非常に学びになった本でした。

とくに印象に残っているのは、『億を稼ぐ勉強法」にあった一節。


人は、自分のことを考えると悩み、顧客のことを考えると知恵が出る



この言葉はこれから起業する私にとっては、ビジネスで最も大切な顧客づくりに欠かせない重要な気づきになりました。



今回のテーマは、タイトルそのままの「他力思考」ということで、こちらも起業家にとっては重要なこと。

私たち一人起業家は、身軽ではありますが、なんでも一人で抱え込んでしまいがち。

でも、考えてみれば、一人起業家だからって全部自分でやらなければいけないという決まりはありません。

信頼できる仲間がいれば、強みを分け合うことができる。

わかっていそうでなかなか気づいていない、非常に大切な視点に気づかせてくれました。



仲間がいるのって本当に心強い!

そんな仲間をつくっていくためにも、自分も強みを磨かなければならない。

そう改めて決意させてくれた1冊でした。




↓ 本書の内容紹介はここから
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「⇒」は個人的な気づき、学び


◎本書のポイント

・自分の力だけで頑張る「自力思考」をやめ、他人の力や応援を借りる「他力思考」にマインドシフトすることで、自分を超えた目標を達成することができる

・自力思考と他力思考

【自力思考】
①自分の頭を使う
②自分の時間を使う
③自分のお金を使う
④自分の手足を使う
⑤自分のエネルギーを使う
⑥自分の人脈を使う
⑦自分のモノを使う

【他力思考】
①人の頭を使う
②人の時間を使う
③人のお金を使う
④人の手足を使う
⑤人のエネルギーを使う
⑥人の人脈を使う
⑦人のモノを使う


他力を使えない人の4つのタイプ「頑張り屋タイプ」「競争心旺盛タイプ」「八方美人タイプ」「チェック魔タイプ

・目的を設定するときに、達成基準や手段を知っている必要はない

・自分を超えた夢が実現する「他力思考」7つの技法
人の頭を使う
人の時間を使う
人のお金を使う
人の手足を使う
人のエネルギーを使う
人の人脈を使う
人のモノを使う


・相手から何かを教わりたい場合は、相手の期待値を予想してそれ以上のものを返す

・信頼に人もお金も集まる

・「やりたいこと×得意なこと」だけやる

・仕事をお願いした相手と良好な関係を築くには、やりがい、成長、人脈など、相手が望むものを、それ以上に与える

・自分の強みに集中し、経済価値がが高まるほど、相手との価値交換は容易になる

・「自力×他力」の最大化が、とてつもない目標を達成させる最大のポイント

「他力思考」を磨く5つのステップ
①自分だけでは到底達成できない夢を描く
②自分の不得意に降参する
③人が真似できない得意に磨きをかける
④好きな人とだけ付き合う
⑤自分の持っていない強みを持つ人と組む







◆自力思考と他力思考


・自分の頭や手足を使って頑張る「自力思考」には限界がある。収入、時間、場所、成長、すべての面で自由になるには、他人の力を借りるほかない

・自分の力だけで頑張る「自力思考」をやめ、他人の力や応援を借りる「他力思考」にマインドシフトすることで、自分を超えた目標を達成することができる

・自力思考から他力思考に考え方を変えると、競争という殺伐とした世界から、分かち合いの幸せな世界に変わる
 → 「必要なものは全部ある」という感覚に包まれる

・他力思考でビジネスモデルとチームを構築すれば、脱力して、好きな人と、好きなことをやっているだけでお金が入ってくる



〇自力思考と他力思考

【自力思考】

①自分の頭を使う
②自分の時間を使う
③自分のお金を使う
④自分の手足を使う
⑤自分のエネルギーを使う
⑥自分の人脈を使う
⑦自分のモノを使う


【他力思考】
①人の頭を使う
②人の時間を使う
③人のお金を使う
④人の手足を使う
⑤人のエネルギーを使う
⑥人の人脈を使う
⑦人のモノを使う
 


〇他力を使えない人の4つのタイプ

①頑張り屋タイプ

・1馬力で勝負しようとする
・周囲の人が協力、応援しようとしても隙がない
・「結果が出たら報告します」と頑張っている割には成果が出ない
・こまめに相談する人の方が成果を出すのも成長も早い

→ 仕事もプライベートも隙のあるくらいの方が好まれる。「好き」は「隙」に入ってくる

⇒ ビジネスではないが、関係人口でも同じ議論がある。人・モノ・情報があふれかえってないものがない東京よりも、ないものが多く関わりしろが多い地方の方が若者を惹きつける


②競争心旺盛タイプ
・一匹狼になりがちで人と交わらない
・人を介してやってくるチャンスが少なくなる


③八方美人タイプ

・自分の軸を持たず、相手に好かれようと自分をコロコロ変えるので信頼されない
・信頼されない人は他力を使えない


④チェック魔タイプ
・常にチェックしていると相手は思考停止に陥り、依存的になる
・過度なチェックは相手を信頼していないことが伝わる





◆自分を超えた夢が実現する「他力思考」7つの技法


〇目的と手段は分けて考える


目的・・・最終的に達成したい夢・ゴール
目標・・・目的の達成基準
手段・・・目標達成の方法

・目的を設定するときに、達成基準や手段を知っている必要はない
 → 自分でも目標や手段が明確にわかるものは、目標ではなく、過去の延長線上にある単なる予定、ルーティンなってしまう

・手段まで全部自分で考える人は過去の延長で生きており、代わり映えのない人生を過ごしている
 → 人生を変えたいなら、過去の延長に理想はない
 


〇技法1 人の頭を使う


・成功者の稼ぐ思考を借りる

・記憶力より、「検索力」「質問力」を磨く
 → 「検索力」で、googleで必要な知識や情報を引き出す
 → 「質問力」で、解決策を持っている人に聞く

・どのような質問をすれば、相手の素晴らしいアイデアや考えを生きだせるのかを考える

相手から何かを教わりたい場合は、相手の期待値を予想してそれ以上のものを返す

・相手の知識を盗むのではなく、お借りしている、広がる支援をしているというメンタリティが大切

・教えを実行しながらフィードバックをもらう



〇技法2 人の時間を使う


・自分の時間は、どんなに頑張っても1日24時間しかない

・YouTube、ブログ、本を使うと時間の制約はなくなる
 → 読む時間、視聴する時間に使うのは、相手の時間
 → 時差や国境も関係なく、世界中の人に、相手の時間を使って自分の知識をシェアできる

・苦手なことをやればやるほど、時間やエネルギーなどのいろいろなコストが増大し、得意なことまで弱る

⇒ 人の時間を使うことで、自分の予定があく
⇒ この時間を使って、新しい事業を考える。いつ訪れるかわからないチャンスに備える



〇技法3 人のお金を使う

・お金があるから夢や目標が叶うわけではなく、素晴らしい夢や目標にお金が集まってくる

・相互メンター制度・・・自分のスキルや知恵と、相手が持っているスキルや知恵を等価交換することで、そこにお金が発生しない仕組み

・信頼に人もお金も集まる
 → 相手から、信じて、頼られる存在になる
 → 有言実行すること

⇒ 最も基本的なのは「約束を守ること」



〇技法4 人の手足を使う

・「やりたいこと×得意なこと」だけやる

 → 「やりたくないこと×得意なこと」「やりたいこと×苦手なこと」「やりたくないこと×苦手なこと」は、ほかの「やりたいこと×得意なこと」の人にお願いする

・自分の時間単価を上げる

・仕事をお願いした相手と良好な関係を築くには、やりがい、成長、人脈など、相手が望むものを、それ以上に与える
 → 相手の「好き×メリット」を見極める



〇技法5 人のエネルギーを使う

・目標達成率は、「達成を信じる人の数」と「想いの強さ」の掛け算によって生み出されるエネルギーの総量に比例する

・約束すること=コミットメントで、やらざるをえない環境に身を置く
 → 誰かのためなら自分を超えたエネルギーが湧いてくる

・自分の能力を超えた夢やゴールに他力は集まる
 → 自分ひとりでできること、私利私欲の範疇では他力は発動しない



〇技法6 人の人脈を使う

・「誰から紹介してもらえるか」が大切
 → 紹介者の信頼レベルで、信頼度が決まる

⇒ 紹介者に信頼される自分になる
⇒ 紹介者との信頼関係が大切


・24時間365日働く自分紹介ツールをつくる
 → 書籍、YouTube、公式サイト、パンフレット



〇技法7 人のモノを使う


・人とシェアする共有欲を満たすことで、他力を使いやすくなる

・所有欲を終わらせて、「それ貸して」と言える自分になる

・Google、YouTubeなどの無料ツールを使う
 → 人間がやるべきは、他力を使って生産性を無限に伸ばす方法を考えること





◆目標を達成するための他力思考


・あくまでも「お借りしている」という意識で、借りたものを返そうと意識して実践していくうちに、潜在能力が開花していく

・自分の強みに集中し、経済価値がが高まるほど、相手との価値交換は容易になる

・「自力×他力」の最大化が、とてつもない目標を達成させる最大のポイント



⇒ 最初から人任せでは相手が迷ったときのディレクションやマネジメントができない
  自分やってみることで、自分に足りないものやお願いする相手を見極めたり、判断したりする能力を身につけることも大切

⇒ 丸投げではなく、主体性を確保することは必要





◆「他力思考」を磨く5つのステップ



①自分だけでは到底達成できない夢を描く
・WHAT(夢・目標)と同時にHOW(方法・計画)を考えない
 → WHATとHOWを同時に考えると、今の自分が達成できる夢・目標しか描けない



②自分の不得意に降参する
・短所を克服している暇があるほど、人生は長くない

⇒ 前提として、長所と短所を見極められていることが必要

⇒ 見極めるには、まず自分でやってみて判断すること
  やらないと、できるかできないかわからない



③人が真似できない得意に磨きをかける

・自分の得意に磨きをかけ、経済価値を高めれば高めるほど、必要な他力は手に入りやすくなる
・コピペしたくてもできない得意を磨くには、結果にコミットする



④好きな人とだけ付き合う
・相手の他力を引き出す原動力は、相手に好きになってもらうこと



⑤自分の持っていない強みを持つ人と組む
・自分の強みを磨き、自分が持っていない強みを持つ人と組むことで、生み出す結果、も受け取る報酬も、やりがいも飛躍的に伸ばすことができる

⇒ チームを組んでお互い強みを共有るすることで、受けられる仕事が多くなる
⇒ 総和としての経済価値も大きくなる




『人は感情でモノを買う』まとめ ~ローカルビジネス・起業のためのエッセンス読書記録~

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「相手がどう思うかを理解する」



言葉では理解できても、それを実際にやるのは難しい。

そもそもどうなったら相手を理解できたことになるのか分からない。



一つ言えるのは、相手のことを考え続けることでしか、相手のことを理解できるようにはならない。

理解できたかどうかは分からなかったとしても、相手のことを考え続けること。

そして相手のことを考え、理解したいと思いながら対話すること。

対話によって相手との信頼関係が築かれているという感覚が必要なのではないかと思います。




本書では、「感情」にフォーカスして、相手の感情を具体的に知るための方法が紹介されています。

「相手のことを考える」、そして「相手の感情を知る」

そのことが相手との信頼関係をつくり、相手を理解することにつながるんですね。

重要なのは、自分の頭でこうだろうと勝手に想像しないこと。

お客さんのことはお客さんに聞くということですね。

体現するには時間がかかりそうですが、本書をヒントに行動につなげていきたいと思います!





↓ 本書のエッセンスはこちらから
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「⇒」は、個人的な気づき、学び



◎本書のポイント

・ビジネスでつまずく6つの理由は、「相手(お客)のことがよくわからない」ことが原因で起こっている
①絶対にいい商品だから売れるはずと信じて疑わない
②ファンを作ろうとして自分のことを語りすぎる
③誠実に伝えるためには絶対に煽ってはいけない 
④営業メールは無視されるだけだから意味がない
⑤ブランディングを確立することこそ成功への近道
⑥人にお願いできないので、自分ひとりで頑張るしかない

・あなたの話を聞くか聞かないか、商品を買うか買わないかなど、すべての選択権は100%お客さまにある

・あなたにもお客さまを選ぶ権利がある
 → ペルソナを最初に考える

・お客さまの感情を引き出すことで、「商品に生かすこと」と「信頼関係を築くこと」の両方ができる

・特に見抜くべき大事な感情は、人間が根源的に持っている「悩み・不安」と「願望」

・感情を引き出す質問に答えてもらうには、質問に答える感情的な理由を用意する
 → 最も感情が動かされるのは、「質問に答えることが誰かを救う貢献」になること

・「悩み・不安」「願望」の奥底には、「自分のことをわかってほしい」というただ一つの欲求がある

・論理はあと付け、感情が先
 → お客さまの感情を動かしたあとで、お客さまが買った正当性を論理的な理由で裏付けしてあげる

ストーリーにすると自然に感情にフォーカスできる






◆第1章 「お客様を理解する」ということを本当に理解しているか?



〇ビジネスでつまずく6つの理由

①絶対にいい商品だから売れるはずと信じて疑わない
・「誰にとって絶対にいい」のか?
・お客さま不在で、売りたいものを売っている

②ファンを作ろうとして自分のことを語りすぎる
→ 一番重要なのはお客さまのことを考えること
→ お客さまが興味があるのは、お客さまさま自身のこと
→ どのようにあなたが、あなたの商品が、あなたの会社が私の欲を満たし、私の悩みを解決してくれるのか?

③誠実に伝えるためには絶対に煽ってはいけない 

・「煽りたくない」と思いすぎて、商品のことを説明していない
・人は感情が動かなければ行動しない

④営業メールは無視されるだけだから意味がない
→ 知ってもらうための努力が必要
→ 「相手の役に立ちたい」という思いで書く

⑤ブランディングを確立することこそ成功への近道
・一方向の情報発信ではダメ
→ 時間をかけるべきなのは人間関係を作ること

⑥人にお願いできないので、自分ひとりで頑張るしかない
・苦手なことに時間を取られて、自分が得意なことをやる時間がなくなったら本末転倒
→ 相手が何を喜んでくれるかを知って、人にお願いする


・①~⑥は「相手(お客)のことがよくわからない」ことが原因
 → お客さまの感情、相手の感情がわかれば、これらの問題はすべて解決される



〇「究極の理解」を手に入れることが、人の本当の感情を見抜く第一歩

レベル0・・・相手を理解しようとしていないし、理解する気がない
レベル1・・・相手を理解しようとしているが、それが伝わっていない
レベル2・・・相手を理解しようとしていて、それが伝わっている
レベル3・・・理解しようとしていて、それが相手にも伝わっており、実際に理解している
レベル4・・・相手本人でさえ気づいていないことまで理解している奇跡のレベル=「究極の理解」

→ 「究極の理解」に到達するためには、完全に自分の考えを外して、相手を受け入れること

⇒ 言葉でいうのは簡単だが、自分をなくすことは実質不可能では?
  どれだけ相手のことを考えて、想像できるか。そういう姿勢は相手にも伝わる

⇒ 実際のところ、自分にできるのはレベル1を心掛けること
  それ以上のレベルは、レベル1を徹底することで相手との信頼関係ができ、その信頼関係をもとに相手と共同で作り上げていく相互理解の関係でしかありえないのではないか





◆第2章 お客さまの感情にフォーカスするために必要なこと


〇ペルソナは最終ストーリーで考える

・あなたの話を聞くか聞かないか、商品を買うか買わないかなど、すべての選択権は100%お客さまにある

・あなたにもお客さまを選ぶ権利がある
 → ペルソナを最初に考える
 → 具体的に想像できる実在の人をピックアップし、その人が優良顧客になったという前提で、1年後に感謝の手紙をもらうという場面を想像して、自分でその手紙を書く

・聞くときは、出来事よりも、相手の感情を意識する
 → 人が本当にわかってほしいのは、自分の本当の気持ち





第3章 お客さまの「本当の感情」を引き出すトリガー



・お客さまの感情を引き出すことで、「商品に生かすこと」と「信頼関係を築くこと」の両方ができる

・特に見抜くべき大事な感情は、人間が根源的に持っている「悩み・不安」「願望」

・私たちはネガティブな感情を吐露するのは良くないこと、カッコ悪いことだという認識があるので、自分からはなかなか言いにくい
 → 「この人なら自分の気持ちをわかってくれそうだ」と思うと、途端に言いたくなる

・感情を引き出す質問に答えてもらうには、質問に答える感情的な理由を用意する
 → 最も感情が動かされるのは、「質問に答えることが誰かを救う貢献」になること

・実際に質問に答えてもらうことで、見込客の「現実」が集まる
 → 自分が想像した「現実」とは違う

 ⇒ 想像で捏造しない。お客さんのことはお客さんに聞く


・「悩み・不安」「願望」の奥底には、「自分のことをわかってほしい」というただ一つの欲求がある





◆第4章 人の感情を見抜くために必要なマーケティング


・人は誰でも売られるのは嫌い。でも買うことは大好き
 → 売るのではなく、買わせてあげる

・論理はあと付け、感情が先

 → 感情が動いて「欲しい!」と思って買っている。自分の取った行動には合理性・正当性があると思いたいから、あとから理由を作る
 → まずはお客さまの感情を動かしたあとで、お客さまが買った正当性を論理的な理由で裏付けしてあげる

・ストーリーにすると自然に感情にフォーカスできる
 → 人はストーリーでしか感情を揺さぶられない

・お客さまの現状に近い内容から話し始めることで、感情が共有できる





◆第5章 「究極の理解」スキルをさらに高める習慣



・言葉に対する感度を上げるには、五感も磨く

・感情をいったん紙に書きだすと、それを外から眺める感覚になれる


⇒ まずは自分の気持ちを理解する。自分の気持ちを言葉で表現することで、言葉の感度が上がる

⇒ 感情に対する感度も上がる

⇒ 『言葉にできるは武器になる』





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