
2018年10月21日(日)に北坂戸ぽんわかで、新井一平さんによるカレーイベントが行われました。
新井一平さんはアマチュアカレーグランプリ初代チャンピオンで、全国各地で「一平ちゃんカレー」イベントを行っている方です。
この日も、「子どもから大人まで楽しめるグリーンカレー」を作ってくれました!
カレーの販売に先立ち、講演会が行われましたのでその模様をご紹介します。
題して『食を通じて地域とつながる』。
(このタイトルがもう素敵ですよね。)
◆新井一平さん経歴
・ソーシャルメディア企業立ち上げの経験から、家業やバームクーヘン屋のWeb販売を手掛け、店長を務めるも、従業員の幸せな働き方を実現できていないことに疑問を感じ、㈱BOLBOPに転職。
・カレーを通じた地域住民との交流に目覚める。
・カレー=家族団らんの象徴。
・会社員をしながら、趣味のカレーに没頭し、別会社を興す。
・自らを、Webデザイナー、マーケティング専門家ではなく、「カレーのひと」と称する。
・全国各地でカレーイベントを地域の人たちとともに開催し、3年間で150回以上のイベントに関わる。
・アマチュアカレーグランプリ初代チャンピオン(第2回は開催される予定がなかったことから自ら主催者に)
・カレースパイス研究部の立ち上げ。全国各地で研究会開催。
・都内でカウンターのみのカレー屋「6curry」オープン。
◆カレーイベントを通じて、新井さんが考える地域活性化のための3つの要素
1 クリエイションこそ最高の消費
・現代は、ものやなど情報などいろいろなものがすごく手に入りやすい。
⇒ 体験していなくても、体験した気になる。googleで調べればわかった気になる。
=「実体験がない」
・実体験を提供することで言葉に説得力が生まれる。発信力が高まる。
⇒ あの場所に行けば実体験が得られる、人とつながれる。
・人と人とのギブとギブの関係性の間にあるのは、お金ではなく「楽しさ」や「出会い」
2 誰でも主役になれるきっかけづくり
・普段はなかなか表に出さない・出せないだけで、想いのある人はどこにでもいる。そんな人にスポットをあてて「主役」として輝ける場をつくることで、その人の発信力が高まり、応援する人が現れる。夢が実現する。
・特定の人だけでなく、その場にいるみんなが一瞬でも主役になれる時間があると、人はそこに集まってくる。
・自己表現の場
・普段何をしているのか、なぜ参加してくれたのか、どんなことを求めているのかのニーズをつかみ、人とのつながりを通じて新しいクリエイションを生むことができる。
3 まちの色を限定しない。人の色がいずれまちの色になる
・「~のまち」と色づけすると、有効な面もあるが、一方ではまちの他の可能性に制約。
・自己表現の場から、次々に様々な個性を持った人と人がつながることで、どんどん新たなクリエイションが生まれる。
・ライバル、競合相手 ⇒ 地域の一つのブランドとして発信することで強力になる。
・人と人がつながる場所では、自発的に自分の好きなことや得意なことで誰かを応援しはじめる。
・そんな場所では、個人の魅力を引き出し、魅せる(発信する)ことのできる人がいる。
・誰か一人ではなく、全員が主役になれる仕掛け。
・主役をみんなが応援する。
・ストーリで情報発信。
・個人が輝けると、人が集まる。人が集まると、まちが盛り上がる。
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ここでは紹介しきれないほどの様々なまちの人たちとの出会いがあり、イベントを起こしてきた新井さんの言葉は説得力が違います。
講演後は、訪れたまちでカレーを作る際の食材選びや味の決め方など、いろいろなことを伺いました。
本当に気さくな方で、快く応じていただきました。
ありがとうございました。
新井さんのすごいところは決して一過性のイベントで終わらないこと。
継続的にいろいろなまちの人たちとつながっており、そのことが彼自身の自信や魅力になっているように思えました。
そんな新井さんのお話には、まさにカレーがうってつけの料理だと思います。
カレーは食材も味も千差万別、自由自在です。
食材だけでなく、スパイスの組み合わせにより、無限の可能性があります。
まちも同じように、いろいろな個性やいろいろな想いをもって、いろいろなことに取り組んでいる人がいて、その組み合わせは無限です。
これらがスパイスのようにMIXされることで、まちもいろいろな色を見(魅)せることができるのではないか。
そんなことを感じられた1日でした。
本当に素晴らしいお話でした。
新井さん、ありがとうございます!
ぜひ今度は一緒にカレーを作りましょう!








