◆コミュニティビジネスとは何か?
突然ですが、「コミュニティビジネス」という言葉をご存知でしょうか?
私は前職場での業務上、この言葉が意味するところをなんとなくは知っていましたが、最近、起業について考えるようになってから、関心を持って少し調べています。
自分の考えていることを実現するのに、コミュニティビジネスの考えが参考になると思ったからです。
最近はやや流行りも落ち着いてきたように思えますが、平成20年頃からよく使われるようになり、少し前まで経済産業省でも熱心にPRしていた節があります。
(経済産業省では、「ソーシャルビジネス」とも表現しているようです。)
コミュニティビジネスには今のところ厳密な定義はないようですが、提唱者である細内信孝氏が理事長を務めるコミュニティ・ビジネス・ネット―ワークでは、以下のように定義しています。
「地域が抱える問題に対して、地域に暮らす生活者が主体となり、地域の資源を用いてビジネスの形態で解決すること」
なんとなくわかりそうでわからない・・・。
コミュニティビジネスとは具体的にどんな活動を指すのか、『コミュニティ・ビジネスのすべて』をテキストに何回かにわけて読み解いていきます。
まず初回は、コミュニティビジネスの一番の肝ともいえる「人材」について考えます。
◆コミュニティビジネスにおける人材とは?
コミュニティ・ビジネス・ネットワークでは、コミュニティビジネスの主人公は「地域の生活者」であるとしています。
コミュニティビジネスの対象が地域の問題であるということを考えると、そこに一番関わってくるのは当然そこで暮らす人たちだというのは疑いようのないことです。
まず彼らを巻き込み、彼らとともに地域の課題を解決するために取り組むということが必要になるということは容易に想像できます。
しかし、コミュニティビジネスのプレーヤーということを考えた場合、必ずしも地域の生活者に限定する必要はないというのが私の考えです。
「よそもの、わかもの、ばかもの」という格言(?)があるように、意外に地域に暮らす人がその地域についてよく知らないというのはよくあることです。
そのため近年のまちづくり、特に観光やシティプロモーションの分野では、意図的に外部の人材の視点を取り入れられています。
同様に、地域の課題についても、外部の人間だからこそそれに気づき、解決方法を見出すことができるというのは大いにありえることです。
外部の人材の視点や知識・ノウハウをうまく地域に取り入れつつ、地域で暮らす人たちがいかに主体的に課題に立ち向かっていけるかということは、コミュニティビジネスの最大の鍵といえるのではないでしょうか。
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次回は、コミュニティビジネスの「経営資源」について考えてみたいと思います。
※本記事はこちらの書籍を参考にしています。
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