以前から車で前を通るたびに気になっていた「うどん」の幟。
ついに訪れる機会がやってきました。
久しぶりの有休をとってお昼時に訪れたのは、ときがわ町にあるお店、しいの木。
このあたりで有名なお豆腐屋さん「とうふ工房わたなべ」のすぐ近くにあります。
純粋にうどんを食べに来たつもりでお店のアプローチに近づくと看板が。
ん?
「ハンバーグ」?


どうやらうどんだけではないようです。
しかも入口に近づいていくにしたがって、だんだんおしゃれな雰囲気が漂ってきましたよ。
これはもしやいい意味で期待を裏切られるかも。
心してかからねば(なにを?)
その予感は大当たりでした!

入口をくぐると、古民家独特の光沢のある漆黒の柱や床や梁に調度品が。
そしてセンスのいい小物たちがそこかしこに配置されています。
店内を見れば、広く通路をとってあり、小上がりになった座敷の席は段差も小さく、ゆっくり過ごせそうです。
カウンターも奥行きがあって、いわゆる「カウンター席」らしくない居心地の良さそうな空間となっていました。

もの珍しそうに店内を見回していると、スタッフの女性が「いらっしゃいませー」と明るくお出迎えしてくれました。
ベビーカーでの赤ん坊連れだったので、カウンター席に案内してもらいます。
席について、お茶をいただいて一息ついていると、タイミングを見て「どちらからいらしたんですか?」と、先ほどの女性が声をかけてきました。
そのタイミングが絶妙で、自然に会話が生まれました。
聞いたところによると、お店はもとは制服の縫製工場として使っていた建物だったそうで、長くほったらかしだったものを内装屋のお兄さんがリフォームし、女性がご両親と一緒にお店をはじめたんだそうです。
店内のペンキ塗りは家族総出だったんだとか。
ステキなご家族ですねー。
お父様はとてもダンディな方で、店内に流れているジャズ風なBGMはお父様の選曲ではないでしょうか(勝手は推測です)
表の看板に「ハンバーグ」とあったとおり、うどんのほかにもいろいろメニューがあるようです。
悩んだ結果、妻は肉汁うどん、私はランチのハンバーグを注文してみました。


このちょっとしたところにセンスが光りますね。
◆ボリューム感あふれるうどん屋のランチ
4月20日、21日に開催されるArtokigawaの作戦を練りながらしばし待つと・・・きました!
まずはハンバーグランチです。
おお!
見るからにボリュームたっぷり!

汁ものの代わりのうどんもついています。
うどん以外はお母さまと女性の担当のようで、野菜が多くて女性のセンスが感じられます。
それでは、いざ。
しばし食べるのに集中・・・
ランチについてくるうどんは柔らかめの優しい味。
ハンバーグは玉ねぎが多く入って、肉のうまみもしっかり感じられます。
ん、ソースにはレモンを加えてあるのかな。
付け合わせの野菜のソテーはちょいと辛めのなめ味噌がよく合います。
いわゆる「飯のおかず」といった味の濃いものはないですが、いろいろな食材の味や香りを楽しめ、全体的なまとまりのあるランチでした。
うまし!
ちなみに妻が注文した肉汁うどんは、麺はさぬきうどん系だそうで、ランチについているものとは違ってコシがあってツルツルしています。
こっちもいいなあ。
おいなりさんや小鉢もついて、こちらもボリュームがありますね!

予想していたような純粋なうどん屋ではありませんでしたが、いい意味で期待が裏切られました。
古民家を活用した素敵なお店と、店内で働く素敵なご家族との会話も楽しむこともできます。
「しいの木」さんは、お店の表と中のぎゃっぷがすごい、うどん屋と呼ぶには憚られる、超おしゃれなカフェ的うどん屋さんでした。
ごちそうさまでした!













