【やりたい起業したもののうまくいかないという悩みを抱えている方、起業して絶対失敗したくないとお考えの方にオススメ】
さて前回は、『失敗をゼロにする起業のバイブル』から、失敗しないためには「勝てるマーケット」で起業することが重要であり、「勝てるマーケット」を見つけるにはどうしたらいいかを学びました。
(前回記事はこちら。)
「勝てるマーケット」とは、「欲しいお客さんがいるのに、それを提供している競合が少ないマーケット」のことでした。
そして、「勝てるマーケット」を見つけるためには、Googleキーワードプランナーなどを活用して、検索ボリュームや広告に必要な単価を見ることでマーケット・サイズを調べることが有効であるということをご紹介しました。
注意点としては、自分のやりたいことではなく、欲しいお客さんがいるかどうか、競合が激しくないかどうかを考えること。
いくら自分がやりたいことでも、お客さんがいなければ起業に限らずビジネスは成功することはありませんし、お客さんがいたとしても強力なライバルがひしめく激戦区では新規参入者が生き残ることはなかなか難しいでしょう。
「勝てるマーケット」を選んだ後は、その「勝てるマーケット」であなたの「強みを活かせる事業フォーマット」を選ぶことになります。
いくら「勝てるマーケット」を選んでも、やり方を間違えたり、それを活かせる能力が自分に欠けていたりしたら成功することはできません。
人には得手・不得手があるからです。
また、本書では触れられていないところですが、何より自分の好きや情熱がなければ、事業を続けるということがそもそも難しいでしょう。
今回のテーマは、その「強みを活かせる事業フォーマット」についてです。
いよいよ来た!という感じですね。
1000種類以上のビジネスモデルを研究・分析してきた結果、著者は、「強みを活かせる事業フォーマット」は結局7種類しかないのだといいます。
それでは、引き続き『失敗をゼロにする起業のバイブル』から、「強みを活かせる事業フォーマット」について学んでいきます。
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◆強みを活かせる「7つの事業フォーマット」
①自分の才能で勝負したい方向けの「自家発電型事業フォーマット」
②他人の長所を活かすのが上手な方向けの「プロデュース型事業フォーマット」
③営業力に自信がある方向けの「販売代行型事業フォーマット」
④出会いをサポートしたい方向けの「マッチング型事業フォーマット」
⑤組み合わせるのが得意でマネジメント力がある方向けの「パッケージ型事業フォーマット」
⑥視点がユニークな方向けの「価値転換型事業フォーマット」
⑦情報を集めて整理するのが得意な方向けの「情報整理型事業フォーマット」
① 自家発電型事業フォーマット
(特徴)
・体験・経験したことがあること、学んだことのある知識、身に付けた能力、他の方より優れた才能などをもとにビジネスを行う形態
・自分の経験、培ったノウハウ・能力が商品
・アドバイスをすることでクライアントの行動促進につなげる「コンサルティング型」と、クライアントの代行をする「アウトソーシング型」に分けられる
・他の6つの事業フォーマットは他者との協力という要素があるのに対して、この事業フォーマットは商品すべてが自分自身
(向いている人)
・既に、前職や趣味を通して、長期間の研究開発が終わっている
・新しい手法を開発するために、ゼロから試行錯誤することが得意
・ゼロからの試行錯誤が苦しいと思わず、むしろ喜びや生きがいを感じる
・自ら生み出した手法を通して他者の力になることに価値を感じる
② プロデュース型事業フォーマット
(特徴)
・自分以外の他人の経験・ノウハウ・商品を活かす事業フォーマット
・他者の事業をプロデュースする
・自分の能力を超えた他者のリソースを活用できる
・他者のリソースを活用することで、自分自身の成長にもつながる
(向いている人)
・本人が気づいていない良さを見抜ける
・人の長所を活かすのが上手い
・人の考えをまとめるのが上手
・人の考えを、人よりも上手に伝えることができる
・自分は表に出ないで、人が表に出られるようにサポートに徹することができる
③ 販売代行型事業フォーマット
(特徴)
・1つでも商品を扱えるようになれば事業を始められる
・在庫を持たずに販売することも可能
・地理的な制約に縛られない
(向いている人)
・営業力に自信がある
・この世の中は、良い商品ばかりなのだから、自分はそれを売って世の中の役に立ちたいと思っている
・既にある良いものを広めていくことにこそ価値があると感じる
・私に売れないものはないという自信を持っている
・たとえ十分な効果がない商品であったとしても、売ろうと思えば売ることができる
④ マッチング型事業フォーマット
(特徴)
・商品・サービス・情報を欲しいと思っている人と、商品・サービスを提供したい人の間に立って、最高の商品・サービスを提案し、仲介する事業フォーマット
・商品を求めている人と、商品をつなぐ架け橋となる
・ありえない組み合わせを演出できる
(向いている人)
・出会いをサポートしたい
・数ある商品の中でも、一つひとつの魅力の微妙な違いや価値、美しさに気づける
・数ある商品の中で、その人にとって最適なものを選定できる
・その選定に喜びを感じる
・たくさんの商品情報を収集することが楽しい
⑤ パッケージング型事業フォーマット
(特徴)
・面倒な手間や複雑な手続きをパッケージ化し、顧客に提供する事業フォーマット
・複数の手続きをひとまとめにして代行する
(向いている人)
・組み合わせるのが得意でマネジメント力がある
・数ある選択肢の中から最適解を探し出し、提案するのが得意
・面倒な手続きを行うことが苦にならない
・調整ごとや段取りが得意
⑥
価値転換型事業フォーマット
(特徴)
・既に商品として完成しているものに対して、さらにあなたならではの付加価値をつけ、全く別の独自商品に変える事業フォーマット
・価値のないもの、役に立たないものを価値のあるものに変える
(向いている人)
・視点がユニーク
・道ばたに転がっている石ころでも、売ることができる
・人やモノの隠れた長所の違う活かし方を見つけるのが上手い
・全く新しい角度から活用法を考えることができる
⑦ 情報整理型事業フォーマット
(特徴)
・流通している情報の中で、顧客が最も必要としている情報だけを、顧客に代わって集め、提供する事業フォーマット
・クライアントのリサーチの時間を大幅に節約することができる
・大量の情報を整理することで、急激に価値を生み出す
・最も大切な部分だけを抽出して整理して提供する
・オリジナリティが命
・クライアントに新しい視点を提供できる
・大量の情報の中から、新たな価値を持った情報を創造できる
(向いている人)
・情報を集めて整理するのが得意
・コレクター
・データベースという言葉を聞くと、心が躍る
・たくさんの情報を収集するのが得意で、収集しているだけで時間を忘れる
・複雑な情報を、シンプルにまとめるのが上手い
・小資本で情報を集めるための工夫ができる
⇒ ポイント
・自分の強みを活かせる、自分に最適な事業フォーマットを選ぶ
・ただし、7つの事業フォーマットのうち、必ずしも1つの事業フォーマットのみを活用しなければならないわけではない。むしろ複数の事業フォーマットを組み合わせている
・1つの事業フォーマットにこだわることは重要ではない
・事業フォーマットを変えると、同じマーケットでも、提供する価値が異なる新たなビジネスモデルを生み出すこともできる
それぞれの事業フォーマットに向いている人の特徴を見てみると、自分がどの事業フォーマットに向いているかが判断できるかと思います。
向いている事業フォーマットが見つかったでしょうか?
ちなみに、私が自分で向いているなと思ったのは、向いているものから順番に、
⑦情報整理型事業フォーマット ⇒ ⑥価値転換型事業フォーマット ⇒ ①自家発電型事業フォーマット ⇒ ④マッチング型事業フォーマット
あたりでしょうか。
このあたりに「自分がやりたいこと」という主観が入ってきそうですね。
また、他者から見たあなたの得意が、あなたが自分で思っている得意と異なることもあるかもしれません。
そのため、もしかすると周りの人にあなたがどんな能力が優れているかを聞いてみるということも有効かもしれないと思いました。
ぜひ、周りの方にも聞いてみてくださいね。
(もし私にも、「いや、お前に向いているのはこっちじゃないか」という方がいましたら、ぜひ教えてください!笑)
次回は、「勝てるマーケット」と「7つの事業フォーマット」を組み合わせて、差別化されたビジネスモデルを創る方法について学んでいきたいと思います。
ありがとうございました!









