SAITAMA(埼玉)暮らしと本が最強なワケ

サイタマ産まれ、サイタマ育ちの共働き夫婦によるサイタマ暮らし。 ほとんど埼玉を出ません。 埼玉LOVE♡ 本もLOVE♡ なので書評も書いています。

2018年12月

平成最後の年末に2018年を振り返る ~「自分の枠の外へ新たな1歩を踏み出した年」のこと~

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2018年の最後の日も残りあとわずか。

新たな年を迎える前に、今年をざっと振り返ってみました。(ホントぎりぎり)




◆自分の枠から1歩外に踏み出す1年


まずは今年起こった出来事から。


・第2子を授かり、無事に出産を迎えた

・育児休暇を取得した

・ときがわカンパニー主催の読書会に参加した

・起業塾に参加した

・地域のコミュニティスペースに関わり始めた




1年の前半こそ特に大きな動きは感じなかったものの、特に後半になるに連れ、いろいろなことが動き始めました。

しかもその多くは、一つ一つが単独の動きではなく、複数の出来事が連動したうねりのような状態で、しかもこれまでの「自分の枠から1歩外へ踏み出す」ようなものばかりだったように思います。

ですから、どんな1年だったかを一言でいうとすれば、「自分の枠の外へ新たな1歩を踏み出した年」だったといえると思います。

(そういえば、今年のはじめに読んだ何かの雑誌で読んだ占いで、「自己史上最大の変革」とあったのを思い出します。)



重要なのは、周りからチャンスを与えられたということはあるにしろ、こうありたいという自らの将来を思い描き、その変化を自分で選び取ってきた、という感覚があることです。

もちろんそれまでも自分で自分のことは決めてきたつもりです。

でも、これまでと違うのは、「自分だけ」で考えて決めるのではなく、周りの方々を積極的に巻き込み・巻き込まれながら考え、選んできたことだと感じています。

その中で、「自分のやりたいこと」「自分にできること」「自分に求められていること」を強く意識するようになりました。

また、チャンスを与えられたとき1歩を踏み出してみる、ということも意識的に行っていると思えます。

いや、「チャンスを与えられている」というよりも、「チャンスに変えられるか」どうかにチャレンジしているといった感覚に近いかもしれません。

このような感覚はこれまでの自分にはなかったことです。

ですから、今年起こったいろいろな出来事は、「変化」というよりも「新しい1歩」と表現する方がふさわしいと考えています。



このような1年になったのは、一つにはときがわカンパニーの皆様(関係する起業家の方々、起業家の卵の方々含め)や地域のコミュニティスペース関係者の皆様とのつながりができたということが大きいです。

読書会にはじまり、いろいろな機会や出会いの場を与えていただきました。

ここではすべてを書き出すことはとてもできませんが、いつもいろいろな「チャンス」と「縁」を本当にありがとうございます。



そして何より、家族の存在、特に妻の存在が大きかったと感じます。

妻も同業種で働いていますが、現在の職場で定年まで働くということに常々疑問を感じており、いかに自分の好きを仕事にできるかを一緒に模索している「同志」といえる存在です。

思えば、今年起こった出来事の多くは、最終的に判断する直前のひと押しはすべて文字通り妻の「後押し」がありました。

私はこう見えて(どう見えて?)慎重な性格で、行動より先に考えてしまうタイプです。

意外にえいやっと勢いで動き出すこともあるにはありますが、総じていえば慎重派でしょう。

小心者ともいえるかもしれません。

貧乏性なのかも。

妻はそんな私を知ってか知らずか、相談すると答えはいつも決まって

「やってみなよ」

です。

だから私も、そんな答えが返ってくるのが分かっていて、最後のひと押しをもらうために相談している面もあるのではないかと思います。

そんな答えをもらったら、もう後に引くという選択肢はないですよね笑



そんな妻に、今年もありがとう。

いつも感謝しています。

また来年もよろしく。


それから今年七五三を迎えた上の子に、ありがとう。

君の成長を日々楽しみにしています。

またその中で自分も成長できるのが楽しいです。

これからも楽しみにしています。


そして今年生まれた下の子に、ありがとう。

生まれてきてくれてありがとう。

これからよろしく。


来年も、これからも家族みんなでもっと幸せになろうね!

脱・積読生活(12週目)

books


今週は年末に向けたラストスパート・・・のはずでしたが、案の定、保育園が休みに入った上の子とほぼつきっきりの毎日。

なかなか厳しいですね・・・。

まあ、大学のときの同級生の紹介で購入した『まちづくりのエスノグラフィ』が専門書だったので、読むのに骨が折れたというのもありますが。



今週の読了本はでした。(今回分から雑誌を除くこととしました)



【今週読んだ本たち】


・『経営者に贈る5つの質問』

・『まちづくりのエスノグラフィ』

・『仕事2.0』

・『すべての女は自由である』



◆年内の振り返り

年内最後になりますので、来年に向けた振り返りをしてみます。


〇良かったこと
・アウトプット(書評、まとめ)を増やした
・量より質の向上

反省点
・積読のクセが直っていない



来年は、「仕入れた本はすぐに読む」ことを習慣化し、そもそも積読をしないことを心掛けたいですね。

しかし、年始といえば恒例のBOOKOFFのウルトラセール(20%OFF)。

『瞬読』の出番でしょうかねえ(本当に効果あるんでしょうか・・・)。

まちづくりSELECTION NEWS vol.1 ~パンと日用品の店 わざわざ(長野県東御市)~




独断と偏見で選ぶ『まちづくりニュース』の第1回です。


今回は、『TURNS』(2019年2月号)Vol33の「もっと地方の経済入門」から、「山の上のパン屋が年商1億7千5百万円の理由」(長野県東御市)という記事をご紹介します。



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「山の上のパン屋が年商1億7千5百万円の理由」(長野県東御市)



〇パンと日用品の店 わざわざ(代表 平田さん)

・その名のとおり、「ついで」や「ながら」ではたどり着かない「わざわざ」足を運ぶパン屋さん
・2017年の年商は1億7千5百万円
・2004年に東京から夫とともに移住
・長野の豊かな環境に魅了され、夫は地元企業に転職、平田さんもこれまでのキャリアを踏まえ、パンづくりを選択
・創業時から移動販売と並行してECサイトを立ち上げ、一定量を全部売り切ることで労働力を安定させ効率化(2011年から実店舗とECサイト)
・パンの種類は20種類⇒2種類に絞る
・今はパンの製造は自ら採用したスタッフに委ねている。採用条件は、平田さんが出版した「わざわざの働き方」を読んで、経営理念を共有していること
・「全ては誰かの幸せのために」を基本理念とし、持続可能な経営をすることで、「雇用の創出」「移住者の増加」「地域の発展」を目的として活動する


〇ここがすごい!

売上を増やそうとすることではなく、お客様の声に確実に応え、周りの人の要望をかなえる準備をする
・わざわざ来てもらうためのお店づくり
①時代にあわせた情報発信ツールを駆使することで、田舎の不便さを「わざわざアイデンティティ」に昇華
②パンの種類を絞ることで生産効率と品質向上。サイズを大きくすることで、「家庭ではつくれないパン」という付加価値
③1人から組織へ。就労希望者をすべて受け入れる「しごと体験プログラム」。アルバイトの「自由出勤制度」など


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YouTubeでの動画も公開しています。

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まちづくりSELECTION NEWS vol.4 ~リノベーションまちづくり(埼玉県草加市)~




独断と偏見で選ぶ『まちづくりニュース』の第4回です。


今回は、『TURNS』(2019年2月号)Vol33の「もっと地方の経済入門」から、「ベッドタウンの未来図」(埼玉県草加市)という記事をご紹介します。



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「ベッドタウンの未来図」(埼玉県草加市)


〇そうかリノベーションまちづくり構想

・人口増加中、空家率2.7%
「ベッドタウン=家があって、寝に帰ってくるだけのまち」
・第三次産業が衰退、「余白のないまち
・休日行くところがない
⇒他市郊外のショッピングセンターへ
⇒魅力のないまちは必ず人口が減る
・行きたくなるところをつくればいい、という発想
・子どもと一緒に働けるシャアアトリエ、民家を改造したカフェ&ギャラリー、キッチンスタジオ&レンタススペース


〇ここがすごい!

問題(人口減少)が顕在化する前に、問題を解決するための新しいことをはじめた
・専業主婦が多いというベッドタウンの特徴を生かし、子育て世代が輝けるコトづくり
・まちづくりとママさんをいかに掛け合わせるかを戦略の柱に
・リノベーションによるエリアプロデュースと再生を行う「家守会社(奏草舎)」が、市の遊休資産を活用し、公民連携でコミュニティパーク「sosopark」を運営
・「まちを創るのではなく、まちを育てる」「住む人を主役に、暮らしを豊かに育てていく」という視点


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YouTubeで動画での紹介も行っています。

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まちづくりSELECTION NEWS vol.3 ~集落活動センター(高知県梼原町)~




独断と偏見で選ぶ『まちづくりニュース』の第3回です。


今回は、『TURNS』(2019年2月号)Vol33の「もっと地方の経済入門」から、「究極のシビックエコノミー」(高知県高岡郡梼原町)という記事をご紹介します。


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「究極のシビックエコノミー」(高知県高岡郡梼原町)


〇集落活動センター

・面積の9割が森林
・町内は6つの地区に分けられ、それぞれ集落活動センターが設置
・集落活動センターごとに、住民が出資して株式会社やNPO法人などを設立し、地域課題に応じた事業を展開
・ガソリンスタンド、配食サービス、簡易宿泊所、特産品・ジビエ加工販売、レストランなど


〇ここがすごい!

「住民自治マインド」

・住民自ら株式会社の株主やNPO法人の運営の主体となり、地域課題解決にあたる
・住民自らが、暮らしに必要なものをつくり、分配し、消費し、住民自治と経済活動が結びついている
・住民が主体になって経済活動を行うことで、お金だけではなく、まちに暮らす安心や満足などの「心の価値」が生まれる



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YouTubeでも紹介しています。

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 ↓
学び屋まーくんのまちづくりSELECTION NEWS vol.3




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