「⇒」は個人の感想、疑問、意見を示す
◆「ブランド人」の働き方
・会社に仕事をやらされるのではなく、自分の手で仕事を選び取る
→ 会社の名前ではなく自分の名前で仕事をする
・仕事のあるべき姿は、汗水たらして働くことではなく、「お客様を喜ばせること」
→ 君の仕事によって君のお客様が喜びに打ち震え、心を動かして初めて、君の仕事が世の中に価値を生み出したことになる
◆ブランド人になるための働き方
・わずかな「我慢料」をもらうだけのドMすぎる労働者生活は今すぐやめろ。今日からドSになるのだ。Sはサービス精神のSだ。スペシャリストのSでもある。君のドSプレイによって、どれほどの人を笑顔にできるか考えてみろ。ドSが世界を救うのだ
・自分の売り値は自分で決めろ
→ カネにこだわらずに就職・転職することは、自分という商品を売ることを放棄しているだけ
・他人が喜んで銭を払ってくれるようなレベルになるまで、仕事の本質を高めるためには、圧倒的な量をやりきる時期が絶対に必要だ
→ 量は質に転化する
⇒ 「構え、撃て、狙え」
⇒ 「数打ちゃ当たる」は、やみくもに売っているだけではなく、量をこなすうちにだんだん上達するということ
・ハッタリでも勢いでもいいから、チャンスがあれば誰よりも先に名乗りを上げる
⇒ 『売れるもマーケ 当たるもマーケ』の「一番手の法則」
・世界を驚かそう。顧客を喜ばそう。財務諸表という記録に残るのではなく、人間の記憶に残る仕事をしよう。記憶に焼きつくようなインパクトある仕事ができれば、利益はあとからついてくる
・手に入れるべきはカネより信頼
→ 会社の成長に貢献しても、自分個人の仕事として語れない。クレジットや署名のないところにブランドは決して築かれない
・「君が何を知っているか」「何に強みを持っているか」という事実よりも、君が何を知っていて何に強いかを「誰に知られているか」のほうがはるかに重要
→ 特別なあの人に「あいつはおもしろい」「あいつはすごい」と知ってもらうこと
・他者と向き合い、人間の欲望を徹底的に想像せよ
・生身の他者に興味を持て!向き合え!心のヒダをかき分けろ、そして現実社会を生きる人間の生臭い欲望を肯定し、共感しろ
→ 人間の感情は、頭でっかちな理屈なんかよりもはるかに優先する
◆最強のブランド人とは?
・カネ儲けのために仕事をしない
→ 自分がただ没頭していることに人々が熱狂する未来を想像し、一心不乱にひた走る。利害損得ではなく、偏愛にまみれ、前のめりの姿勢で仕事をすることこそが、無限の価値となり、無限のブランド・バリューを生む
・自分が好きなこと、夢中になっている得意技を徹底的に極めつつ、「他人の役に立つ」という青臭い志で仕事をする
→ カネのために死ぬことは最強にダサすぎる
⇒ 『GIVE&TAKE』の成功するギバーの発想。自分の利益と他者の利益を両立させる(他者志向)