本を「1キロメートル」読むことにチャレンジしています。
1キロメートル、すなわち100,000センチメートルです。
このことの効果は2つあります。
①数字が積み上げなので、減ることはない
②冊数ではなく「厚さ」なので、差別化できる
そんなこんなで、タイトルも「脱・積読」から「真・積読」と変えました。
「厚さ」なので「積読」と相性が良いですしね。
前回までに積み上げてきた本の厚さは347.2センチメートルでした。
3メートルを超えましたが、まだまだまだまだまだまだ先は見えないですね。
次のステップとしては10メートルを目指していきます。
では、24週目の報告です。
今週読んだ本は、6冊でした。
※本の背の幅は計測しづらいため、記載した数字は小口の厚さを測ったものです。
『行動デザインの教科書』(博報堂行動デザイン研究所、國田圭作)
2.2センチメートル
・マーケティングを、モノではなく、行動で捉えなおす
→ ターゲットはなんのために、どんな行動をしたがっているか
・これからは、同じ製品市場の中でシェアを競うのではなく、生活者の行動が発生する時間や場所、気分を取り合う競争になる
・すべてのビジネスの基盤は顧客一人ひとりの行動(購買・使用)で形成されている
・人の行動原理はエネルギーコストが基本にある
→ コストを節約させるためにリスクを低減させなくてはならない
2.3センチメートル
・カスタマーサクセスは、自社の成功のために顧客をサポートするのではなく、顧客の成功を第一の目的とする
・顧客は成功を求め、成功につながる企業、製品、サービスを選び、そうでないものからは躊躇なく離れていく
・カスタマーサクセスを達成したかどうかを決めるのは顧客
・顧客は会社にとって北極星であり、最も価値の高い資産である
⇒ ローカルビジネス・起業のためのエッセンス読書記録
『シュガーマンのマーケティング30の法則』(ジョセフ・シュガーマン)
2.2センチメートル
・見込み客を顧客に転じさせるためにできる最も重要なことは、購買決定をこれ以上ないほど簡単なものにしてあげること
・人は感覚で買い、理屈で納得(正当化)する
・人は自分の知っている相手から物を買う傾向がある
・広告や販売で一番影響力のある、最も重要な心理トリガーは「正直さ」である
『文系のためのデータサイエンスがわかる本』(高橋威知郎)
1.7センチメートル
・データサイエンティストだけでは何もなしえない。データサイエンスの理解があるビジネスパーソンが必要
→ データサイエンティスト以上に、データサイエンスを理解し、データサイエンティストと協働するビジネスパーソンが不足している
・データを発生させただけでは価値は生まれない。「データの活用の場」を考えなければならない
・データサイエンスとは、「データとドメイン(データを活用する領域)を結びつけ成果を出すこと」
『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください』(大河内薫、若林杏樹)
1.6センチメートル
・確定申告の重要性
→ 会社員とフリーランスの一番の違いは信用性
→ 税金を支払っているのは売上がある証明。確定申告しないと信用を証明できない
→ だからこそ税金を知る必要がある
・開業前に使った仕事関連の経費は、「開業準備金」として確定申告に反映できる
・職種ごとに事業税は異なる
『学力日本一 秋田県東成瀬村のすごい学習法』(安藤昇)
1.7センチメートル
・秋田県の子どもたちは、朝食や早寝早起きの規則正しい生活習慣が身についており、家庭や地域の良好な教育環境が保たれている
・東成瀬小の授業には問題と課題の両方がある
→ いい課題は、子どもたちにいい試行錯誤を生み、発見を生み出し、学びの喜びを生むものと定義委される
・自分で考え、答えをノートに書いてからはじめて意見を出し合う話し合い、「学び合い」
・小中連携で教育には一貫性を、子どもたちには異質性に触れる機会を提供する
→ 異質性に触れる機会を増やすために、交流人口・関係人口を増やす
合計で11.3センチメートル、累計では358.5センチメートルとなりました。
1キロメートルまで、あと99641.5センチメートル!
ういー