ワクワク



先日、ぜひお会いしたいと思っていた起業家の方と会うことができました。

その起業家とは、株式会社ジブンノオトの大野圭司さん

大野さんは、山口県の周防大島町で、中学生を中心としたキャリア教育を手がけています。

年に2、3回ほど東京に来るそうですが、大野さんの「タイミングはご縁です!」のお言葉に背中を押されて連絡を取ったところ、まさにご縁をいただくことができました。

お会いして、いろいろな話を聞いたり、話したり、意見交換することができましたので、その内容の一部を記録・公開します。


大野さん、ありがとうございました!




◆株式会社ジブンノオトの事業内容


・周防大島町生まれ 15歳のときにUターン、起業を決意

・「100年続くふるさとをつくるため、『ジブンの仕事で世界をワクワクさせたい』」

・島内にある3つの中学校、4つの小学校でキャリア教育の授業

・県外の大手旅行会社と修学旅行などに関する商品開発

・その他、起業家育成事業や山口大学非常勤講師など





◆周防大島の現状など

・人口1万6千人 → 2040年に人口が半減するとの推計

・高齢化率が51.88%(人口1万人以上の自治体でトップ)

・民俗学者の宮本常一氏の生まれ故郷(なんと!)
 → 宮本常一記念館がある




◆Q&A

Q1.なぜキャリア教育で起業しようと思ったのか?


・高校受験の頃、なぜ進学で島外に出て大都市へ向かうのかと疑問に思った。

・ほかに負けない良い教育が島内で受けられれば、人は島にとどまるし、ほかから人が来る。

・目指しているのは、いわば「教育のブランド化」。

・教育界は一種の「聖域」であり、そうした事業は日本ではあまり例がない。だからこそチャンスだと感じた。




Q2.最初のお客さんをどのようにつくったか?(きっかけづくり、営業方法など)



・友人、知り合いの伝手をたどり、国の補助事業などを活用して起業家養成講座の運営に関わったり、コミュニティスクールのスーパーバイザーとして教育委員会に非常勤講師として席を置き、キャリア教育の授業を実施するなど、まずは実績とパイプをつくった。

・それらはあくまで一過性のもので、自分の授業とはいえなかったが、授業の様子や事業の実績を公開することで大学や企業からのオファーを受けた。

・自分からの営業はしない。営業すると値下げ圧力がくる。相手の方から「お願いします」という状況をつくることを考えた。

・商品は、授業の内容や授業を受けた子どもたちの反応・変化。ウェブ公開しているこれらの内容を見て、そこに価値を感じた大学や企業が連絡をくれる。

・自分の商品に価値を感じてくれる人といかに出会うかが大事。

・ビジネスの対象は「子どもたち」でも、お金をくれるのは親、学校(教育委員会)、企業。

・収益事業と非収益事業の2つの軸の関係性を意識している。非収益事業から収益事業をつくっている。




Q3.どうやって屋号考えた?


・最終的には字画。

・「ジブンノート」と「自分の音」の掛け合わせ。





◆意見交換から得られたもの


・コンサルティングや業務代行は競合が多い。オリジナリティの高い商品をつくる必要がある。


・「自分が何屋さんか」を知ってもらう

・屋号や企業名は字画も大事。会社は子どもと一緒。

・企業向け商品として、子どもの指導とインターンシップを掛け合わせた事業を展開しているNPOがある

・濃い顧客になってもらうまでのステップとして、ユーザー→ファン→パートナーがある。パートナーをいかにつくるかが大事。

・自分の目標の再確認
 →   自分が食べていけるだけでは起業する意味がない。妻の起業、起業志望の人たちのファーストステップで仕事を与えられるようになる。そのために最適ラインとして年収1000万円を突破する。

・「ワクワクしましょう。その先にジブンの仕事があります。」



その他、関係人口や補助金に関する意見交換などもさせていただきました。




貴重な機会をつくっていただいた大野さん、本当にありがとうございました!