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本書『マイペースで働く!女子のひとり起業』は、「女性 × 起業」をテーマにしたリアル × オンライン読書会、題して「女性 × 起業 BOOK CAFE」の課題本です。

「女性 × 起業」をテーマにするのも、リアルとオンライン(ZOOM)を組み合わせたハイブリッド型の読書会をやるのも、実はどちらも初めてという無謀な試みです。

主催者は埼玉県ときがわ町のときがわカンパニーさん。

私は本サルタントとして選書を担当させていただきました。

(ちなみに私は男性です)



時は2020年3月。

新型コロナが世間を騒がせている今、イベントが中止になったり、学校や公共施設が閉鎖になったりと、いろいろ悪い影響が取りざたされています。

でも私は、逆にオンラインツールの活用の仕方を学ぶチャンスだと思うようにしています。

今回はビデオ会議ツールとして注目を集めているZOOMを使ってみます。



とはいえ読書会は読書会。

まずは課題本の理解も大切です。

知り合いに声をかけてみたところ、


「読み切れるか自信がない」

「本を読む時間がない」



読書会の内容に関心はあるものの、このような不安の声をいただきました。



そこで、今回はこうした不安を少しでも解消するべく、「女性 × 起業 BOOK CAFE」の課題本である本書のエッセンスをまとめてみました。

女性を対象にした本とはいえ、「起業」がテーマなので、私にとっても勉強になります。

また、会社をつくってガンガン利益を伸ばしていくような大きな起業ではなく、「ひとり起業」とあるように、一人で事業を続けていけるような起業を目指していることが特徴です。




「女性 × 起業 BOOK CAFE」への参加を迷っている方がいたら、本書のポイントを理解するのにお役立ていただければ幸いです。

もちろん、本読書会に限らず、起業に関心のある女性の方にもオススメです!(そういう方のために選んだんですから)



なお、「女性 × 起業 BOOK CAFE」の詳細については、こちらのページをご覧ください。(主催者のときがわカンパニーさんのページにリンクしています)




↓ 本書の内容紹介はこちらから
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「⇒」は個人的な気づき、学び


◎本書のポイント

・3つの基本姿勢
①時間と場所を自由に調整しながら、マイペースに仕事をやっていこう
②あまりお金をかけずに、自分の仕事をつくる
③人生のそれぞれの時期を柔軟に過ごしながら、息長くお仕事を続けていく

・お金になるのは、
あなたの「経験」と「得意なこと」

・女子起業の成功の鍵は、「気楽に」はじめること

・成功の定義は、「あなた自身にとって一番大切なものを手に入れること」

・ひとり起業とは、「たったひとりで起業し、ビジネスを継続していくこと」「社長・事業主自身のスキルや知識を売る商売」

・女性が起業に向いている5つの理由
①すぐ人と親しくなれるコミュニケーション力
②生活者目線
③柔軟性
④マルチタスク能力
⑤危ない挑戦を避ける身の丈思考

・女性は、突然訪れる人生の大きな変化があり、それをきっかけに起業する人が多い

・頭で理屈っぽく考えるよりも、直感を大切にして、起業のネタや進める方法を決めるのが適している

・「女性を助ける起業」はオンナにぴったり

・一番のターゲット客は「自分」

・大切なのは、自分に合うビジネスを見つけて、長く続けること

・ひとり起業でうまくいく秘訣は、「無理をしない」こと=「身の丈」

・一番ムダなのは移動時間

・自分に一番合うスタイルを見つけることが成功の鍵

・女性の人生は、良くも悪くもパートナーや家族に左右されやすい
 → 起業も、「一生、これだけで生きていこう」なんて考えなくてもいい
 → ライフスタイルの変化に合わせ、新しい仕事にチャレンジして、何度も起業するのもあり







◆時間と場所を自由に調整しながら、マイペースに仕事をしよう


・本書の基本姿勢

①時間と場所を自由に調整しながら、マイペースに仕事をやっていこう

②あまりお金をかけずに、自分の仕事をつくる

③人生のそれぞれの時期を柔軟に過ごしながら、息長くお仕事を続けていく


・お金になるのは、
あなたの「経験」と「得意なこと」

・女子起業の成功の鍵は、「気楽に」はじめること
 → ビジネスにはいかようにも変化できる柔軟さが必要で、女性にはピッタリ


・本書のターゲット層 「起業したい女性」「起業して数年経った方」「仕事と家庭の両立に悩み始めた方」





◆PART1 自分の人生を自分でつくろう!


〇時代背景

・時代のキーワードは「両立」。何かひとつだけを選ぶのではなく、いくつも「かけもち」で生きる時代

・女性は、家事、子育て、親の介護といった家族のケアを担うことが多く、「やむをえず、仕事を辞める」人も多い



〇女性と起業

・成功の定義は、「あなた自身にとって一番大切なものを手に入れること」
 → 自分が本当に欲しいものを理解することが成功の第一歩

・ひとり起業とは、「たったひとりで起業し、ビジネスを継続していくこと」、「社長・事業主自身のスキルや知識を売る商売」

 ⇒ 一人で起業し、従業員を雇わずにそこそこ家族が食べていけるようビジネスを継続していくことを目指すのは、比企起業塾が掲げる「ミニ起業家」と共通点が多い

 ⇒ 反面、その人自身がいないとビジネスが成り立たないのはリスクでもある。いかにストック型の収益をつくるか、複数の顧客をつくるかがポイント。オンラインツールの活用も欠かせない




〇女性が起業に向いている5つの理由

①すぐ人と親しくなれるコミュニケーション力

②生活者目線

③柔軟性

④マルチタスク能力

⑤危ない挑戦を避ける身の丈思考




〇楽しい仕事と生きがいを手に入れる9つの方法

①抜本的に考え方と行動を変える

②「何をするか」は自分で決める

③迷ったら、直感に従う

④専門家、本、個別カウンセリング、セミナーの手を借りる

⑤「自分ならできる」と信じる

⑥失敗こそ、未来に役立てる

⑦周囲の人に支えられ、その支援を受け入れる

⑧「自分の本心」と深くつながる(世間体ではなく、本当はどうしたいのか?)

⑨どうしても成功したい理由を持つ


→ 「自立」と「熱中」がキラキラした女性をつくる






◆PART2 女性の強みを活かしたお仕事のはじめ方 女子の起業の鉄則


〇起業の3パターンを理解する

①チーター型
・「起業したい!」の勢い重視で突っ走る
・正社員やアルバイトとして働いていたけど、同じ分野で新しいタイプのビジネスをはじめるというようなスタイル


②カルガモ型
・家庭と両立しながら働きたいという熱意が強い
・介護、子育てといった家族のケアをしながら、同時に働く


③くじゃく型
・好きなことを中心に人生を切り開くタイプの起業家
・趣味や経験を活かして、仕事と人生をリンクさせ、「生きがい」として自分らしく活動しながらお金を稼ぐ

⇒   男女ともに最近増えているのは「くじゃく型」




〇女性の起業の特徴

・「自分が起業するんて、想像していなかった」
 → 突然訪れる人生の大きな変化があり、それをきっかけに起業する人が多い

・頭で理屈っぽく考えるよりも、直感を大切にして、起業のネタや進める方法を決めるのが適している

・「女性を助ける起業」はオンナにぴったり
 → 「自分が困ったこと」を深く掘り下げる

・最低限の生活資金は、毎月手元に入ってくる状態で、ダブルワークでゆるゆると起業するとハッピーでいられる






◆PART3 こんなお仕事はじめませんか? ひとり起業のお仕事紹介


・10人の起業事例





◆PART4 誰に、何をどうやって売りますか?


〇「何を」売るか?

・お客様は、「本当は何が欲しいのか?」をじっくり考える



〇あなたの「お客様」ってどんな人?

・一番のターゲット客は「自分」
 → 自分自身と同じ悩みや困りごとを抱えていたり、同じようなモノが好きなお客様



〇ビジネスの作り方

・安いものではなく、価値の高い、差別化された高単価のもので利益を出す

・移動時間をなるべくかけない(片道1時間以内)

・販売方法によって、販売しやすい商品群が変わる

・リピーターになってもらいやすい分野、商品、サービスを選ぶ

・入金のタイミングは早く

・人手がかからない仕組みをつくる(=システム化)
 → ひとりで回せる事業かどうかを考える






◆PART5   起業とお金のはなし


・起業する際のリスクはできる限り少なくする

・大切なのは、自分に合うビジネスを見つけて、長く続けること

・ひとり起業でうまくいく秘訣は、「無理をしない」こと=「身の丈」
 → 「見栄を張らない」
   「コストカットの意識を持つ」
   「生活費を低く抑える」






◆PART6   オンナだからこそ、時間術


・「時短」力は一生モノのスキル

・時短の4ステップ

①やらなくていい分野を捨てる

②やること(ToDo)をすべてリストアップ

③優先順位をつける

④同時進行できるものを探す


⇒ ④は通常のビジネス本では見られない。女性特有のもの?(読書会で聞いてみたい)

⇒ 別の本『年収1000万円 起業への道』(小室尚子 著)にも記載あり




〇仕事の3分類

①個性的に創造すること

②誰がやっても同じデスクワーク(=ルーティン作業)

③単なる体力作業

→ ②は他の人にやってもらう、③は減らす



〇一番ムダな時間とは

・一番ムダなのは移動時間

⇒   まったく同感!




◆PART7   困難こそチャンス! 成功を引き寄せる思考術


・自分に一番合うスタイルを見つけることが成功の鍵
 → 失敗とつまづきから探す
 → どれほどがんばっても失敗するのは、自分に合っていない証拠

・日本には、今の人間関係を続けるために自分らしさを我慢している女性が多すぎる

・あなたの人生をつくるのは、あなた
 → 家族も、友人も、近所の人も、同僚も、上司も、あなたが欲しい未来はつくれない

・「どのような未来を望むのか」を紙に書き出すことで、目指すターゲットが明確になり、行動が変わる
 → いつでも提案できるように提案書を持ち歩く

・どの分野なら勝てるのかを知り、やり続けた人だけが成功する

・女性の人生は、良くも悪くもパートナーや家族に左右されやすい
 → 起業も、「一生、これだけで生きていこう」なんて考えなくてもいい
 → ライフスタイルの変化に合わせ、新しい仕事にチャレンジして、何度も起業するのもあり



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いかがでしたでしょうか?

「起業する」というと、必ず言われるのが「すごい!」という声。

私にすれば好きなことをやるだけなので、それ自体はすごくもなんともない。

確かに最初は収入面の不安もあるかもしれませんが、それでも望まない仕事をして神経をすり減らして病気になるよりリスクは少ないのではないかと考えています。

何より、自分の好きなことで楽しみながら、自分が助けたいと思う人に喜んでもらえて、なおかつお金までもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。

これが起業の醍醐味ですよね。

時間の自由も、自分の望む人生とそれに合った働き方しだい。




とはいえ私も、まだ正式には起業をしておらず、2020年4月に起業を控えた身。

まだまだ具体的な仕事はこれからですし、学ばなければならないこともたくさんあります。




「起業」に少しでも興味のある方がいらっしゃれば、この機会に一緒に起業について学んでみませんか。


女性の起業について学ぶ読書会、「女性 × 起業 BOOK CAFE」は3月17日(火)10時〜12時に開催です。

「女性 × 起業 BOOK CAFE」の詳細、お申込みはこちら。