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いきなり家を借りたり買ったりして移住するとなると、やはりハードルを高く感じるもの。

移住したいけど、実際の暮らしがどんなものか気になる・・・。

そんな移住のハードルを解消するために、「お試し移住」が体験できるのが、埼玉県ときがわ町のおためし住宅「やまんなか」です。



ときがわ町を頻繁に訪れるようになり、ときがわ町のすばらしさを知っていくうちに、この施設のことも前から気になるようになりました。

10連休で何日か利用してみようか・・・と実は狙っていたのですが、人気の施設のようで、3月中旬頃に調べたときは予約がいっぱいであきらめていました。


それが10連休が間近という時期になって急遽1日(1泊2日)分のキャンセルが出たということで、即座に申し込み!

平成から令和へと切り替わる記念の日を、ときがわ町で過ごすことになりました。



◆雨ん中、「やまんなか」へ


あいにくこの日は朝から雨。

でも雨男の私にとっては想定の範囲内。

家族も半ばあきらめムードです笑


まずは食材の買い出し。

1日しかないため、「やまんなか」を満喫すべく、籠城するための最低限の食材を調達します。

そしていざ「やまんなか」へ。


第一印象は、とにかくキレイ!

約1200万円をかけて、空き家となっていた古民家を町がリフォームしたとのこと。

床や壁もほとんどが真新しい木材でピカピカの中、玄関と和室の巨大な梁がひと際目を引きます。

部屋数も多く、間取りも気に入りました。(将来への参考になるかも・・・)

これで1泊はもったいないなあと思いました。

友人や親戚など複数の家族での利用も面白そうです。

↓(やまんなかをぐるっと巡って大公開)
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平屋建ての一軒家、しかも周りに人家なし。

ということで、特に子どもは大興奮!

ついたそばから家じゅうを駆け回り、ゲラゲラ笑いながらあっちこっちを転げまわる。

レンタルの布団が届けば、それに向かってダイブする。

家じゅうを使ったかくれんぼなど、雨で外には出られなくても、十分楽しめた様子です笑。



夕方近くになって、雨が一時止んだので、目の前の斜面でタケノコ掘りに。

数はそれほど多くなかったけれど、めぼしいものをザクザク掘って、その場であく抜き。

夕飯のメニューに入れることにしました。


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夜はうどん


◆「やまんなか」でだるまをつくる


テレビが備え付けられていましたが、普段もほぼテレビを見ないようになっているので、特に見たいという気持ちも起こらず、じっくりと時間を使うチャンス。

この機会に、家族みんなでだるまづくりにチャレンジ!



小川町で調達してきた和紙とでんぷん糊を使って、だるまを飾り付けていきます。

やっぱりやってみると新しい気づきやイメージがわいてきますね。

1時間ほどかけて、家族それぞれのだるまが完成!

なかなかいいだるまができたんじゃないでしょうか。

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◆ときがわで、令和を迎える ~ときがわ町への謝辞~

短い時間でしたが、ゆったりのんびり家族だけの時間を過ごすことができた1泊2日でした。

決して有名な観光地があるわけでもなく、お店や交通手段も限られて派手さはないときがわ町ですが、今や私たちにとって大切なまちであり、大切な人たちが関わっているまちです。

そんなまちで、家族と充実した時間を過ごせたことは幸せでした。



テレビを見ていないので、令和を迎えたことで世間がどのように反応したのか(していないのか)はわかりませんが、昭和に生まれ、平成を経て、令和を迎えたということに、なんとなく感慨深いものがあります。

平成の後半に2人の子が生まれ、この子たちが過ごす未来はどんな未来になるんだろうなあと思いをはせたりします。

この子たちには自分の好きなことで自由に生きてほしい。

そのための土台づくりとして、私たち夫婦が自由に生きることにチャレンジしているんだと思います。

もちろんそれは子どもへの義務感ではなく、自分たちの希望でもあります。



そんな希望を持てたのも、ときがわ町でいろいろな人たちと出会えたからこそ。

ときがわ町との出会いに感謝です。

今後もお世話になります笑

ありがとうございました!