SAITAMA(埼玉)暮らしと本が最強なワケ

サイタマ産まれ、サイタマ育ちの共働き夫婦によるサイタマ暮らし。 ほとんど埼玉を出ません。 埼玉LOVE♡ 本もLOVE♡ なので書評も書いています。

ビジネスパーソン

『定年まで待つな!』まとめ ~ローカルビジネス・起業のためのエッセンス読書記録~

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「⇒」は個人的な気づき、学び



◎本書の趣旨


・現代を生きるビジネスパーソン、特に40~50代のミドルエイジは非常に窮屈な社会を生きており、活力が失われている

→ 活力を取り戻すためには、どんな働きかをするべきか

→ いまの仕事だけに執着しないこと






◆一刻も早く会社を去れ


〇ゆとり最強説

・日本の旧来の義務教育では、短所の克服に時間が割かれる一方で、考える時間を奪ってきたため、子どもの個性や独創性は育まれず、「好きなことに」熱中する時間は努力とはみなされなかった

→ ゆとり教育では、自分の得意なことに打ち込み、個性を伸ばすよう、子どもたちを意識的に導いてきた結果、個の力を引き出すことに成功した

→ このような世代やその下のデジタルネイティブな世代が、会社や社会を変えていく


⇒ ゆとり教育が成功したというよりも、子どもたちが好きなことに熱中するための「時間」ができたためではないか?

⇒ 『戦略子育て』でも触れられているように、子どもたちが「忙しい」と、好きなことに熱中する時間がとれない

⇒ 大人も同様



・これまで一つの会社に縛られてきた人たちが活路を拓くポイントは「地方」「海外」






◆スキルアップする暇があったら地方に飛び込め!



・転職をするための学び直しは無意味


・地方の中小企業への転職は、「ダウングレード」ではなく「アップグレード」になる可能性がある

→ 廃業する中小企業の5割は黒字経営で、廃業の理由は後継者不在


⇒ 地方には「関わりしろ」が大きい

⇒ 大都市では埋もれてしまうようなものでも、地方では「希少性」が生まれる






◆語学は後回しでいい。さっさと海外で働いてしまえ


・「おもてなし」といいながら、日本のサービスには柔軟性がまったくない

→ お客様の要望に応えるよりも「決まりを守ること」「例外をつくらない」ことを優先している


⇒ 「形式」ではなく、評価を決めるのはお客さん






◆会社を辞められないなら、一つの趣味に全精力を傾けよ



・趣味は将来的な収入源になる可能性

→ ビジネスとしての可能性よりも「好きなこと」「楽しいこと」を選ぶ

→ 苦しいと感じたら続かない。続かないとお金をもらうプロにはなれない


・好きなことをする時間を確保するために、ムダな時間がかかることをすべて断る


・他の人がやっていないことをする

→ 「面倒くさくて、他の人がやりたがらない」こと



・良い情報を得たいなら、まず自分の情報を惜しみなく提供する

→ 相手も情報を提供しようという気になり、欲しがらなくても情報が自然と手に入るようになる

→ どんな情報が面白がってもらえるのかがわかり、マーケティングにもなる


⇒ 『GIVE&TAKE』 
  自分の利益と相手の利益の両軸で考える






学びを積み上げて「本質」に至るビジネスパーソンのための学び方 ~なりたい自分を実現するための学びの手法とは~(『一流の学び方』)

一流の学び方
清水 久三子
東洋経済新報社
2017-07-28


ビジネスパーソンの学びの「本質」に迫る度 : ★★★★★

「本質を理解する」ことの達成感を味わいたくなる度 : ★★★★★



【これまで学ぼうとしてもうまくいかなかった、あるいはこれから学ぼうとするビジネスパーソンにオススメ】


本書は、著者が2007年に出版した『プロの学び方』を加筆修正したもの。

前著からの10年間の変化を踏まえ、著者は、「21世紀は、学び方や学ぶ姿勢で、ビジネスパーソンのキャリアや人生が決まる」時代だといいます。


しかしながら、多くのビジネスパーソンが学んだことを仕事で役立てられなかったり、勉強に挫折してしまったりするのは、「学び方」が間違っていることが課題だと著者は指摘します。

ビジネスパーソンに必要なのは、学生時代の暗記主体の「チャイルドエデュケーション」ではなく、スキルやノウハウを自分の血肉として仕事や稼ぎにつなげる学び方としての「アダルトラーニング」なのです。

本書では、最短で効率よく、知識やスキルを身につけ、身につけた知識やスキルをプロとして稼げるレベルまで高める「アダルトラーニング」の考え方や具体的な方法を学ぶことができます。



著者は、清水久三子氏。

著者が本書で紹介するのは、外資系コンサルティングファームで、約3000人ものコンサルタントの育成に携わってきた経験から導き出したメソッドです。


私はまさに今、学びの体系化に取り組んでいるところであり、そういう意味では著者のいう3つ目のステップに差し掛かっているところということができます。

これまでまったく自己流で、試行錯誤しながらなんとなく良いと思える方法を見つけて取り組んできました。

ですが、明確にそれを体系化するということはあまりやってきませんでしたので、本書の第3ステップ、第4ステップを意識しようと思いました。


それでは本書での学びを整理してみます。


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◆ビジネスパーソンのための学び方「アダルトラーニング」


〇大切な心構え

何のために学ぶのか、どんな自分を実現するために学びのか、目的意識を持つこと
・学ぶために自らアクションを起こす習慣をつけること
・学びは自分への投資。仕事が忙しくて学べないのではなく、「学ばないからムダに忙しい」のだと心得る

・常に学ぶ姿勢を忘れずに、新しい知識や情報を知ること、新しい経験を得ることに喜びを感じて学び続けるからこそ、いつまでも輝いていられる



〇チャイルドエデュケーションとアダルトラーニング


・ビジネスパーソンにとって、学ぶことは目的ではなく、「稼ぐため」「なりたい自分になるための」の手段

・アダルトラーニングの3つのメリット

①プロとして稼ぎるようになる

→ 常に新しい知識やスキルを、バリューを生み出すレベルまで、スピーディーに学び続けることを求められる

②順応力が身につく

→ 新しい仕事や職場でも、すぐに結果を残せる順応力

③なりたい自分になれる

→ 自分のキャリアや人生を思うとおりにデザインし、自分がやりたいことにあわせて、学び、稼ぐことができる



〇学び方のコツ

・目標のない学習は成功しない
→ その学びが将来のなりたい自分に直結しているかどうかを問い直す
・オープンにすることで学びの成功確率を高める
→ 学びを宣言すると得られる周囲からの「情報」「期待」「機会」
・学ぶことは「手段」であることを忘れない
→ まだまだ「人前に出せるレベルではない」と思っていても、どんどんアウトプットした方がいい3つの理由
①アウトプットしなければ、よいフィードバックが得られない
②アウトプットの場が、学習を継続するモチベーションにつながる
③締め切りを意識したアウトプットの訓練になる




◆学びの4段階

①「概念の理解」 → 知っている(知識)

・大量の書籍情報によって知識の土台を構築する

②「具体の理解」 → やったことがある(経験)
・訓練となる機会を多く作り出し、「転んでもあまり痛くない経験」を積む
・人から学ぶ

③「体系の理解」 → できる(能力)

・このステップに入って初めて、「できる」「稼げる」能力が身につく
・自分の流儀・価値が出せる
・自身は実践する中でしか得られない

④「本質の理解」 → 教えられる(見識)

・物事を因数分解して、「〇〇とは△△である」と一言で語れるようになる



◆「概念の理解」~「具体の理解」

・「情報マップ」「学習ロードマップ」「ラーニングジャーナル」をつくる

・「情報マップ」
→ 書籍リストをカテゴリー別に分類して、全体を概観できる「学びの地図」
・インプットの段階では「質より量」
・良識見解、悪識見解、共通見解、相違見解の4つの見解を理解する

・「ラーニングジャーナル」
→ ブログで学習日誌をつくる

・L&L(レッスンズ・アンド・ラーンド)を蓄積する

→ 実践したことをやっておしまいにせず、次回に生かすためのデータベースにする




◆体系の理解~本質の理解


・借り物の知識を見聞きすることで満足せず、どんな状況にも対応できる応用力とオリジナリティを兼ね備え、伝達できるレベルにまでスキルを高めれば、学習に付加価値がつき、プロとして稼げる


〇オリジナルチャートをつくる

・チャート=構成要素×関係性の結晶

・学習を一度きりの利用で終わらせずに、さまざまなシーンでアレンジして活用することで、学習に付加価値が生まれる
・チャートをつくることは、自分の中にフレームを構築し、フレーム思考が身につける訓練になる


〇「本質」とは?
・自分が得た知識や経験を総動員して、「つまり一番大切なのはこういうこと」という一言をひねり出す
・「本質」に至ることは、学びの一つの到達点
・このプロセスを繰り返すことで、「学び」が上達する

〇「本質を理解する」ことの意義
①自分の力で、仕事の新たな価値を生み出せる

②プロとして認知される


〇「本質」の完成度チェックポイント

①記憶に残るか

②「本質を」もとに、さまざまな事象を整理・分析したり、結論を導き出したりできるか

③新しい何かを生み出したり、これまで手をつけられなかった複雑な課題や仕事を進める際の指針となるか

 


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学びの4つの段階、「概念の理解」「具体の理解」「体系の理解」「本質の理解」は非常に大きな気づきでした。

これまでなんとなくだった学習のプロセスが、それこそ体系立てられたように感じます。



また、巻頭にある学びの4段階をまとめたチャートが非常にまとまっていて分かりやすい!


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(本書巻頭から撮影)


こんなふうに「〇〇とは△△である」と本質を語れるまで学習を深めたいと思いました。


実は私もアウトプットが面倒で、これまではインプットのみの学習でした。

アウトプットをはじめたのは、ほぼブログをはじめてからといっていいと思います。

ブログをはじめたことたことによる効果として、まず自分の記憶の定着につながっていることはもちろんありますが、加えて、読んだ方から感想などの反応が得られたり、読んでくれている人がいることで励みになるという実感をまさに感じているところです。


貴重な学びとなりました。

ありがとうございます!



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